知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ハロウィンの宗教的意義

2009-10-29 06:38:08 | 文化人類学
我が国でもハロウィンが定着しつつあるが、
宗教的意義など考えず、ただ、商業的動機に基づいているだけ。

ウィキペディアによれば
ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていたのだそうだ。
これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。601年にローマ教皇グレゴリウス1世が宣教師にケルト人へキリスト教改宗の策として、「ケルト人の信仰法である木の伐採は行わずに、木の真上にはキリストの神様がいてそのために木を信仰し続けなさい。と広めなさい」と言ったのがいまのハロウィンになったきっかけでもあるとのこと。

したがって、キリスト教以前の宗教的意義があるわけだ。

そう言う宗教的意義のことは、キリスト教徒の方々は分かってやっているのだろうか?
我が国でいえば、いろいろな神社毎に行われる祭礼に近いものだろう。
そう、豆まきみたいなものだろうか。

私にしてみると、ただでさえ年中行事が多いこの国でこれ以上祭礼は増えて欲しくないというのが本音である。
余計な出費もあるし…