知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

さて6月ですが…堅い話から

2008-06-01 08:48:53 | Weblog
6月に入りました。
堅い話からスタートです。
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が近く取りまとめる
[2009年度予算編成に向けた建議(意見書)]の原案が30日、明らかになった。
消費税については「消費税を含む税体系の抜本的改革を早期に実現させるべく取り組んでいく必要がある」と盛り込んだ。
年金制度の改革論議などを受け、安定財源の確保を求める声が広がりつつあるため、
昨年11月にまとめた前回の建議にはなかった「早期に」との表現が新たに加えられた。
歳出圧力が高まっている社会保障分野に対しては
「これまでの歳出改革の方針に沿って、更なる給付の合理化・効率化に取り組まなければならない」として、
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(06年の骨太の方針)で掲げた社会保障費の伸びを毎年2200億円削減する目標の堅持を訴えた。
財務省は、建議を通じて、他省庁や与党内で高まる歳出圧力をけん制する狙いがある。
今後は、建議の提言内容を、政府が6月下旬にまとめる「08年の骨太の方針」に反映させるよう求めていく考え。
このほか、文部科学省が10年間で約7兆4000億円の増額を求めている教育分野については
「我が国の教育予算は主要先進国と遜色(そんしょく)ない」と指摘し、
教職員定数の減員や奨学金制度の見直しなどで、むしろ歳出を抑制するよう要請した。
政府開発援助(ODA)については「事業の厳選・重点化を図りつつ、改革努力を継続すべきである」と説き、
一般会計からの支出を11年度まで毎年2~4%削減するとした骨太の方針を維持する考えを示した。
黒字基調が続く雇用保険については「(国庫負担の)廃止を含めた検討をすべきだ」として、歳出削減を迫った。
歳出削減基調は変わらないようである。
消費税を上げるのは、ぎりぎりの努力をしているという姿勢が必要。
ほとんど、その為の言い訳づくりの気がする。