リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秋深し、赤いお月さんは収穫の月

2015年09月28日 | 日々の風の吹くまま
明るい朝。でもブラインドを巻き上げたら、川の上流の方で立ち込めた朝靄がポートマン橋
にまとわりついていた。

     

ちょっと幻想的で、うっとりと見とれてしまったけど、いかにも「秋、深まる」という感じ。けさは
冷えていなかったけど、きのうの朝は冷え込んだらしく、5時過ぎに寝室のヒーターがオンに
なった。もっとも朝日が差し込む頃にはオフになったけど、引っ越して初めてのこと。金属が
温まって膨張するときの音なのか、ときどきカンッ、カンッ。賃貸に住んでいた頃はよくこん
な音がしていたっけ。ちょっぴり懐かしいね。最初のマイホームは旧式の蛇腹型の温水暖
房で、新築した旧居はノルウェイ発祥の天井埋め込み型の輻射熱式。どれも一長一短であ
ることに変わりはないけど、一番快適だったのは輻射熱式。太陽のように(人体を含む)物
体を温めてくれるから、寝る頃にはベッドも温まっていたっけ。

ゆうべはお客が帰った後で熱いお風呂に本を読みがならいつまでも浸かっていたカレシが
「くらくらする」と言ってベッドにごろん。それ、「湯あたり」と言うのよ。つまり、長湯をしすぎて
のぼせちゃったのよ、アナタ。大汗をかいたせいで枕カバーは濡れるし、枕はじっとりするし、
夏だったらカビでも生えそうな感じだけど、夜中に乾燥機を使うわけには行かないのでその
まま寝て、今日はまず枕カバーとシーツを洗濯。その間に枕を乾燥機にかけて、ついでだ
からと冬のフランネルのシーツでベッドメーキング。ホテルではよく小柄なアジア人の女性
がやっているけど、マットレスの角を持ち上げてシーツと毛布の端をたくし込むのはかなり
の力仕事。手指の関節炎がしくしくと痛むので、ちょっと難儀・・・。

長年酷使して来たのと老化現象が重なったんだろうと思うけど、このところ痛むのは両手の
中指と利き手である左手の親指。親指は付け根が痛くて、おまけに動きが悪くなって来たの
で、箸を使うのが苦痛なんだけど、まあ麺類を食べるときくらいしか使わないし、「箸使いマ
ナー監視委員会」の目が届かないところだから何とかなっているけど、日本では関節炎など
で手指が不自由になった人でも他人を不快にさせない「正しい箸使い」が要求されるのかな。

夜、ポートマン橋の向こうに上って来たのは赤いハーベストムーン。

     
     

I see a bad moon rising. I see trouble on the way・・・今でも好きなCCRの歌が出て来
たけど、何か予言的な感じ。いや、まだ地平線に近いから赤く見えるだけだってば・・・。