リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

情報依存症はありえる?

2015年09月01日 | 日々の風の吹くまま
とうとう9月。正午の気温は15度。暑かった夏がいきなり終わってしまった感じがする。まだ
雨が降っているけど、風は収まった。郊外では未だに数千戸が停電したままだそうで、堪忍
袋の緒が切れそうな気持はよくわかるな。冷蔵庫の食品は傷むだろうし、フリーザーの冷凍
食品だって使いものにならなくなっているだろうし、ネットにつながらないし、スマホは充電で
きないしで、誰だって怒るよね。ワタシのように生業をコンピュータとネットに頼っている人た
ちは商売が上がったりでなおさら・・・。

BCハイドロのウェブサイトにある停電情報のページでは復旧の予想時刻が見られるので、
停電が発生し始めた頃からアクセスが増え、停電の範囲が広がるにアクセスが殺到したの
かダウンしてしまった。そうしたら今度は911番(日本の110番/119番にあたる)に木が
倒れた、停電した、何時に復旧するのかといった電話が殺到してパンク状態になったとか。
911番は人命に関わるような緊急事態で警察や救急車、消防車を呼ぶための番号のはず
だけど、ま、かけた人たちにとっては突然の停電は「緊急事態」だったのかもしれない。

たかが雨風の停電でパニックになって、大地震が起きたらどうするのかという記事があった
けど、必ずしも停電したからパニックになったんじゃないと思うな。今どきの人間はいつでも
どこでも欲しいだけのジョーホーを手に入れられる環境にあるから、何かあるたびに対処方
法を自分の頭で考えるよりも先にググッてしまって、そこで期待したジョーホーが得られな
かったりするとパニックが起きるんじゃないかと思う。情報ハイウェイがもて囃された時代に
始まった傾向が携帯やスマホの普及でいっそう強まって、ジョーホー依存症とでも言うとこ
ろまで来ているのかもしれない。

思い立ってやっとテレビを買って来たカレシ。40インチが想定したメディアルームのスペー
スに収まり切らなくてひと騒ぎ。リビングに置いたら?と言ったら、「小さすぎる。ソファからの
距離だと50インチ以上じゃないとダメだと言ってるから」。まあそう言わずにと、リビングに
予定している置き場で計ってみたら、「小さすぎないか」。まあ、50インチ以上でなきゃダメ
なんてのは映画やスポーツを見る人から出た情報だろうから、うちには当てはまらないと思
うんだけどな。ニュースを見るくらいだったら、大きな画面は精神的に毒じゃないのかな・・・。