徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

源氏山ゴルフクラブ(千葉県)

2013年04月14日 | スポーツ

源氏山ゴルフクラブは、1977年開場の山岳コース。
距離は短く、レギュラーティは6000ヤードに満たない。ほとんどのホールがOB・1ぺナに囲まれており、かつ、狭い。ちょっとでも曲げたらアウトだ。フェアウェイをフラットにするために、ティーショットがかなりの打ちおろしになるホールが多い。コースのメンテナンス状態は良いが、地形の悪さはどうしようもない。市原ICから近いというメリット以外に、特筆すべきものはない。
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この日は帽子も吹っ飛ぶような強風、アクアラインには風速10mの表示が出ていた。
午後になると、風はさらに激しくなり、ゴルフにならなくなった。
スコアは116、今日はしょうがない。
OBゾーンに消えていく大量の新品ボールが口惜しかった。

 お気に入り名盤! 上原ひろみ:ムーヴ

 

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江の島展望鏡

2013年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

旧・江の島展望灯台は、読売新聞社が出征兵士の訓練施設として二子玉川に建設した「よみうり落下傘塔」で、戦後、観光用に江の島に移設されたものである。だから、灯台というよりも鉄塔という感じだった。老朽化のため、2003年に現在のシーキャンドルに建て替えられた。

1968年に放映された人気ドラマ「3人家族」の第7話で、江の島の映像が出てきた。
昔の江の島展望灯台に登るシーンもある。
その中で、「あれ」と思ったのは、「展望鏡」と書かれた道標である。
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ネットでいくら調べても、「展望鏡」という言葉はヒットしないが、間違いなく江の島展望灯台のことである。はっきり確認できないが、当時は展望鏡と呼ばれていたらしい。
古いドラマや映画を見る楽しみは、その当時の街の風景やファッション、文化、暮らしぶりを確認できることだが、記録映像としての価値もありそうだ。

 お気に入り名盤! ジョニー・グリフィン:THE LITTLE GIANT

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脱脂粉乳とスキムミルク

2013年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム

スーパーの乳製品売場でスキムミルクを見つけた。何故、今まで気付かなかったのか不思議だ。
特に飲みたいわけではなかったが、興味本位で購入した。
あまり味がない。蜂蜜など糖分を加味しないと、とても飲みきれない。

若い時、会社仲間と尾瀬に行ったとき、山好きの同僚がスキムミルクを持参していた。
成人男子が粉ミルクを飲むことに違和感を感じたが、彼は「スキムミルクは赤ん坊が飲む粉ミルクではなく、学校給食の脱脂粉乳と同じだ」と説明した。
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脱脂粉乳は、戦後しばらく学校給食に用いられた。学校給食に用いられたのは主にユニセフからの援助品で、戦後間もない頃の日本の食糧事情を知ったアメリカ合衆国市民の団体が、日本の子供たちの為に実行した支援だった。その後、経済成長とともに通常の牛乳に切り替わり、1970年代の終わりには学校給食から姿を消した。
そんな脱脂粉乳の評価は確定している。「栄養価は高いが不味くて臭かった」という意見が大半である。「戦争に負けたため、家畜の餌を飲まされていた」と屈辱的に捉えている人も少なくない。
冷めると表面に湯葉のような膜ができる。これだけは嫌だったが、ミルク自体は甘くて美味いと感じた。アルマイトの容器で飲んだ脱脂粉乳の味は今でも覚えているが、嫌いではなかった。
ただ、それを口に出せない雰囲気がある。

 お気に入り名盤! 秋吉敏子:アメイジング・トシコ・アキヨ

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米だけの酒

2013年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム

最近は、紙パックの日本酒を購入する機会が多い。瓶や缶はゴミ出しが面倒だからである。
よく買うのが、吉川晃司がCMしている黄桜の「辛口一献」で、ほぼ定番だ。
精米歩合の記載がない普通酒である。

かつて、日本酒は、特級、1級、2級というように分類されていて、級別により酒税の税率が決まっていた。名作「夏子の酒」では、「うちのお酒はいい酒なのに、値段を安くするために2級酒にしている」と悔しそうに語る場面があった。
今は、級別制度は廃止され、品質によって分類されるようになった。
吟醸酒、純米酒など品質が厳しく規定されている特定名称酒と、そうでない普通酒である。
普通酒には、特定名称酒に近いものから、混ぜ物だらけの酒もどきまで、さまざまだ。

紙パックの棚でよく見かけるのが、「米だけの酒」。
月桂冠の「米と水の酒」、白鶴の「米だけのお酒」は純米酒だが、白河銘醸の「会津磐梯山 米だけの酒」は純米酒ではない。

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「夏子の酒」にも出てきた「米ぬか糖化装置醸造法」というのがある。
米ぬかで作ったアルコールを添加しても「米だけの酒」ということになり、純米酒の中には、こっそり米ぬか添加物を使っているものも少なくないという。確かに、紙パックの特定名称酒は、きまって純米酒である。
純米酒を名乗らない「会津磐梯山 米だけの酒」は、米ぬか添加物使用を公言しているようなもので、案外正直な製品である。

 お気に入り名盤! オスカー・ピータソン:GIRL TALK

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春の吾妻山公園

2013年04月07日 | まち歩き

吾妻山公園は二宮町の観光名所である。
吾妻山は標高136.2メートル、頂上の展望台からは相模湾はもちろん、大島、伊豆、箱根、富士山、丹沢までが一望できる。また、菜の花、サクラ、つつじ、紫陽花、コスモスなど、四季を代表する花々が植えられており、それも見所のひとつになっている。

小さな山だが、なかなかの難所である。
最初に300段の急な階段があり、ここを登りきるとダラダラとした山道が続き、歩くこと15分で、やっと展望台にたどり着く。売店も自販機もない、ただ散策を楽しむコースだ。
人気は桜の時期で、臨時駐車場ができるほど人出が多い。
この難所を、自分のペースで歩けないのは辛いので、人出の少ない時期に行くことにしている。
今年は、四月の第一週。桜はあとかたもなく散ってしまい、キリシマツツジが開花していた。早くもツツジの季節に入ったようだ。
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桜が終わったせいか、展望台にも人は全くいなかった。
前日の台風のような悪天候の影響が残っており、海の様子がいつもより荒々しいかんじだ。
本来は、コバルトブルーの海原が岸辺まで広がり、春の到来を実感させる絶景がある。

 お気に入り名盤! アートテイタム:20th Century Piano Genius

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アベノミクス、いつかきた道

2013年04月06日 | 日記・エッセイ・コラム

アベノミクスとは、アセット・バブル・エコノミーと揶揄した評論家がいたが、今回の日銀の大規模な金融緩和策をみれば、なるほどという感じもする。
市中への資金供給量(マネタリーベース)を昨年末の138兆円から2年間で約2倍の270兆円まで増やすというのだから、単純に考えれば、円の価値は半減することになる。ドル・円で見れば、1ドル190円ぐらいの水準になるので、確かに輸出企業にとっては居心地のよい水準ではある。もっとも、アメリカもEUも金融緩和を継続しているから、ここまで下がることはない。通過安競争と言われる所以で、結果は大量の博打マネーが市中に氾濫することになる。

日銀の常識を超えた巨額の金融緩和を受けて、日経平均株価は発表直後から一時1000円を超える急騰をした。すでに世界は金余りの状態で、いつ暴走してもおかしくない。
一方、債権市場では日本国債の叩き売りが始まり、取引停止になる騒ぎになった。2%のインフレターゲットでは、金利1%程度の国債では元がとれない。
結果、売られることで長期金利が高騰し、それによって政府の国債利払いが増え、財政を圧迫する。さらに、不人気の日本国債を日銀が大量に引き取る事態になれば、国際通貨としての円の信用は失墜し、ギリシャとイタリアのような財政破綻が現実のものとなる。
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昔から、あらゆるバブルは低金利と高レバレッジが重なった時に発生する。
2001年、当時FRB議長だったグリーンスパンによって、アメリカは歴史的な低金利政策に舵を切った。さらに2004年にはSECが投資銀行に課していたレバレッジの上限規制を大幅に緩和した。政府が博打の世界を公認したようなものだ。その結果が、サブプライムショックであり、リーマンショックだったはずである。

同じ過ちを繰り返さないためには、早急に資金の受け皿となる成長戦略を作らなければダメだ。
そうでなければ、アベノミクスは巨額の博打資金の提供で、日本の崩壊を早めた歴史的な愚策ということになる。

 お気に入り名盤! マイルス・デイビス:BAGS GROOVE

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圏央道さがみ縦貫道路開通

2013年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

茅ヶ崎市の広報に、圏央道さがみ縦貫道路開通のニュースが掲載されていた。
4月14(日)15時に茅ヶ崎JCT~寒川北IC間が開通予定だという。
工事に着手したのが1998年だから、足掛け16年かかって、ようやく一部開通にこぎつけた。
なんとも気の長い話である。
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もっとも、寒川北ICまで開通しても、たいして利用価値はない。
東名高速道路とつながれば、随分良くなる。
最終目的である中央自動車道の八王子JCTとつながれば、その恩恵はあまりある。
予定では平成26年度全線開通になっているので、もうすぐだ。


 お気に入り名盤! トーマス・ハーデン:JAZZで聴く~あの日にかえりたい/松任谷(荒井)由実作品集

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突然の花盛り

2013年04月04日 | まち歩き

小出川の川辺に黄色い花が開花していた。

川の左岸は土砂の浚渫工事が終わったばかりで土がむき出しになっているが、右岸は雑草が生い茂っていた。それが、突然の花盛りだ。こんなことが起きるとは想像もしていなかったので、正直驚いた。一瞬、菜の花かなと思ったが、増水すれば沈没するようなところに植えるわけもない。
ひところ猛威をふるったセイタカアワダチソウとも感じが違う。
昨年にはなかった新種の雑草である。
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近くで観察できないので何の花が良く分からないが、ネットで調べる限り、オッタチカタバミのように見える。それにしても、まるで人が造園したかのような見事な咲きっぷりである。よほど繁殖力が強いのだろう。
川の中に咲く分にはあまり弊害はないし、雑草を見ているよりはよほどいい。

  お気に入り名盤! ボビー・ティモンズ:In Person

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老化現象

2013年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム

右目に異変が生じたのが一年前だ。
無数の黒点が発生し視界を遮った。痛くはないが、目を洗っても、目薬をさしても、一向に治らない。しばらくして、それが飛蚊症という疾患であることを知った。

白目(硝子体)が収縮して、梅干しのようになる。
無数の黒点は出血によるもので、2週間程度で解消する。しかし、変形した白目は糸状のゴミのような残像をいくつも網膜に焼き付け、眼球を動かすと糸状のゴミも動く。それが、まるで蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症と名付けられた。変形した白目は元に戻らない。

「目と健康シリーズ」 http://www.skk-health.net/me/31/ というサイトに分かりやすいイラストが掲載されていた。

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暗い屋内では気にならないが、明るい屋外では糸状のゴミが鮮明になり、煩わしい。
1ヶ月後、今度は左目にも同様な症状が出た。
これは加齢によるもので、完治しない。死ぬまで、この煩わしさに付き合わなければならない。
歳を取るということは悲しいことである。

 お気に入り名盤! テテ・モントリュー:リネの思い出

 

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