右目に異変が生じたのが一年前だ。
無数の黒点が発生し視界を遮った。痛くはないが、目を洗っても、目薬をさしても、一向に治らない。しばらくして、それが飛蚊症という疾患であることを知った。
白目(硝子体)が収縮して、梅干しのようになる。
無数の黒点は出血によるもので、2週間程度で解消する。しかし、変形した白目は糸状のゴミのような残像をいくつも網膜に焼き付け、眼球を動かすと糸状のゴミも動く。それが、まるで蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症と名付けられた。変形した白目は元に戻らない。
「目と健康シリーズ」 http://www.skk-health.net/me/31/ というサイトに分かりやすいイラストが掲載されていた。
暗い屋内では気にならないが、明るい屋外では糸状のゴミが鮮明になり、煩わしい。
1ヶ月後、今度は左目にも同様な症状が出た。
これは加齢によるもので、完治しない。死ぬまで、この煩わしさに付き合わなければならない。
歳を取るということは悲しいことである。 お気に入り名盤! テテ・モントリュー:リネの思い出