徒然なるままに 

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2018年10大ニュース

2018年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

2018年も今日で終わりだ。
今年の漢字が「災」であったように、不穏な一年だった。
年末恒例の10大ニュースを検索してみると、朝日新聞の10大ニュースが見つからなかった。
やめてしまったのだろうか。

読売新聞の「読者が選ぶ10大ニュース」は次のようになっていた。
【1位】平昌五輪で日本は冬季最多13メダル。フィギュア・羽生結弦は連覇
【2位】西日本豪雨、死者220人超
【3位】日大アメフト部選手が危険タックル。スポーツ界で不祥事相次ぐ
【4位】テニス・大坂なおみが全米オープン優勝、四大大会で日本人初
【5位】日産・ゴーン会長を逮捕

【6位】北海道で震度7、道内全域で停電
【7位】ノーベル生理学・医学賞に本庶氏
【8位】オウム松本死刑囚ら元幹部の死刑執行
【9位】大谷翔平、メジャー新人王に
【10位】大型台風襲来、関空が冠水し孤立

やはり、10位以内に災害関連のニュースが3件もはいっている。
個人的には、「日産・ゴーン会長を逮捕」が1位である。

日産は、労働組合が役員人事に介入するような異様な会社だった。
やがて、労組との対立が激化し、経営危機に陥った。
国に救いを求めるべきなのに、驚いたことに、ルノーの子会社になる道を選択したのである。
ゴーン社長のもとで経営改革が断行された。
ゴーンの言うグローバルスタンダードとは、アメリカ、中国向けに車を開発することで、日本市場は軽視された。その過程で、サニーもブルーバードもローレルもセドリックも消えてなくなった。今や年間570万台を生産する大会社に成長したが、国内生産は100万台もなく、国内シェアは10%程度しかない。
ゴーン流の経営は、日本人が望むようなものではなかった。

今回の逮捕劇が、日産が日本を代表する会社として再生するきっかけになればいい。

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