工務店から「コンセントやスイッチの位置を確認してほしい」と依頼された。
壁に断熱材を吹きかけたら変更ができないので、その前に承諾をとっておきたいらしい。
間取りが決まって、家具の配置や生活スタイルを検討していくと、変更したい個所が出てくる。
図面を承認しているので大きな変更はできないが、コンセントの変更と追加はお願いしていた。
それもどうやら今日までらしい。
上棟の時に比べると、床や窓が付いて家らしくなってきた。
コンセントに関しては1箇所だけ図面と違うところがあったので修正をお願いした。
それよりも、何か居心地の悪さを感じていた。
原因はすぐ分かった。
高さである。
天井も窓もドアも、すべてが自分の身の丈にあっていないのである。
旧家は35年前に建てられたもので、全てがこじんまりできていた。
玄関のドアは180cmぐらい、襖の高さは175cmぐらいだったと思う。
自分の身長は172cmなので特に不都合はなかった。
建具の高さは、昔から1800mm(6尺)が一般的だった。
しかし、最近では日本人の背が高くなったことで、2000mmが標準になっているらしい。
天井の高さは2m50cmもある。
隣家は古い家ばかりなので、そちらとも高さが合わない。
屋根も窓も高くなり、上から見下ろすようなかんじになる。
6尺基準で建築を依頼すれば、おそらく全て特注になるのだろう。
家も車もみなサイズが大きくなるが、敷地や道路が広くなるわけではない。
ハイトワゴンのようなバランスの悪さを感じる。 お気に入り名盤! ハンク・モブレ:Dippin'
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