徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

耳鳴りが治まった

2024年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年の8月、突然左耳が鳴り出した。「ボー」という低音の耳鳴りで、お隣のエアコンの室外機の音と勘違いしたほどだった。ネットで調べると、このようなケースは低音障害型感音難聴の可能性が高いという。治療は薬物療法が一般的で、たとえば以下のような薬剤が処方されることが多いという。

・ステロイド剤:内耳のリンパ液の流れを改善する
・利尿剤:内耳に溜まったリンパ液の排出を促す
・漢方薬(五苓散):リンパ液が溜まらないように体の巡りを整える
・血管循環改善薬:内耳の血行を改善する

総合病院の耳鼻科で見てもらった。室外機と間違えるレベルの音が鳴っているのに、「たいしたことはない」としれっと言われてしまった。とりあえず、漢方薬(五苓散)を1ヶ月服用し、様子を見ることになった。

全く効かない。薬を替えて、2ヶ月様子見となった。薬は、「アデホスコーワ顆粒」と「メコバラミン錠」だが、多少の改善があった程度。さらにもう2ヶ月様子を見ることになった。しかし、4ヶ月経っても、たまに静かな日が現れる程度で、大きな改善はなかった。
柴苓湯
医者からは「耳鳴りは治ることはない。投薬治療も見直す時期に来ている」とまるで最後通告のようなことを言われた。そして、「最後のもう一つだけ試してみましょう」ということで、漢方薬(柴苓湯)を処方された。薬価が45円/gもする高い薬だった。

柴苓湯を服用して2週間経過した頃から嘘のように耳が静かになった。耳を済ますと微かに鳴っているから、治ったわけではない。今はこの状態がいつまでも続くことを祈るばかりだ。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バリスタから水漏れ | トップ | 熊野古道・伊勢路 南紀白浜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事