デジカメが突然壊れた。
機種はキャノンIXY50S、レンズエラーが発生して飛び出したレンズが元に戻らなくなった。
前にも一度同じ現象が発生したが、そのときは、何度か電源オン/オフを繰り返したら復旧できた。
今回はまったくダメだ。
IXY50Sは、発売当初、随分話題になった機種である。
最大の特徴は、小さな筐体にもかかわらず光学10倍ズームを実現したことである。
その他にも、1000万画素CMOSセンサー搭載、フルHD対応など新技術が盛り沢山だった。
半面、オート撮影は現実よりも色が薄く、手持ち夜景などのプログラムも使い物にならなかった。
また、バッテリーの容量も少なく、動画は安易に使えなかった。
購入したのは2011年3月頃で、発売開始から半年後ぐらいだったので、4万近くしたのではないだろうか。
修理には1万5千円ぐらいかかるらしい。
光学ズームは今や30倍の時代だし、CMOS機も今ではCCD機と遜色ないぐらいに進歩している。
あえて修理する理由はない。
修理費相当で、新しいカメラを買ったほうがいい。
選んだのは、ソニーのSONY サイバーショット DSC-WX350。
発売は2014年3月とやや古く、価格は楽天で22,845円。
修理費よりは若干高くなったが、光学20倍ズームで、1820万画素のCMOSセンサーを搭載している。
アマゾンの口コミは絶賛に近いのに、価格コムの口コミは酷評である。
買ってしまった後で評価を見てもしかたがないが、こうも極端に違うと気になってしまう。
価格コムの口コミに、「油絵画質」という言葉が出てくる。
油絵のように細部が潰れた粗い画質という意味らしい。
しかし、実際に撮った写真は綺麗に撮れているし、油絵のようには見えない。
仮に油絵的であっても、「所詮コンデジなんだから」という気もする。
どうやら、価格コムは専門的な視点から評価しているのに対し、アマゾンは一般的な利用者の使用感を書いているようだ。
お気に入り名盤! ビージー・アデール:My Piano Journey