根室本線の東根室駅は、日本最東端の駅として、観光バスも乗り入れる観光スポットである。
場所は分かりにくい。
看板もなく、狭い路地を曲がった住宅街の奥にある。
ナビを使っていたにもかかわらず、通り過ぎてしまった。
高台に位置する無人駅である。
駅舎はなく、木製の1面1線のホームがあるだけだ。
ホームには「日本最東端の駅」と書かれた看板が立っている。
ホームの幅が狭いので、正面から写真を撮るのは少々危険である。
朝8時に「根室行快速はなさき」が到着するので、せっかくだから、列車の到着まで見届けることにした。
やってきたのは、一両編成のディーゼル車。
中はガラガラだ。
到着するなり、窓を開けて、看板の写真を撮りまくる乗客がいた。
なるほど、列車の中からのほうが写真は撮りやすい。
しばらくして、数名の乗客がホームに降りてきた。
すべて旅行者で、写真だけ撮ったら、再び、列車に乗り込んでいった。
運転手も慣れたもので、せかすわけでもなく、乗客が戻るのを平然と待っていた。
終点の根室駅は日本最東端有人駅である。
根室駅にも行ってみたが、列車の到着時間以外はホームに入ることはできなかった。
ホームには、「流氷岬 納沙布」と書かれた看板があるらしいが、残念ながら、確認できなかった。
残念と言えば、根室駅では、東根室駅の「来駅証明書」が買えるのに、忘れてしまったことだ。
納沙布岬の「日本最東端到達証明書」も買い忘れてしまった。
ネットで買えないものだろうか。
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