徒然なるままに 

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「八重の桜」 気になる視聴率

2013年01月10日 | 日記・エッセイ・コラム

6日からスタートした綾瀬はるか主演の2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」の初回平均視聴率は21・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
まずまずの数値だ。

主人公の八重は、戊辰戦争の時、男装して会津若松城に籠城、官軍と戦い「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた女傑で、その後、京都に出て新島襄と知り合い結婚した。
なぜ新島襄の妻が主人公に決まったかというと、昨年3月の東日本大震災が関係している。
「大河で被災地を力づけよう」と、福島県出身の八重が選ばれたということだ。
しかし、前作「平清盛」が大河史上最低の視聴率を記録しており、清盛よりも知名度の低い八重の物語では、苦戦は避けられないと予想されていた。
Pic20130117_001

初回を見る限り、内容はとてもいい。
司馬遼太郎は、「会津藩というのは、藩というものの最高傑作で、教育水準、武勇、藩士秩序において、会津藩に勝るものはなかった」と称賛し、それゆえに、「革命勢力の標的にされた」と書いている。そんな歴史のプロローグを、過剰な演出を廃し、丁寧に描いている。映像も美しい。

そんなことよりも、子役の少女の演技が素晴らしかった。年の離れた兄に、「若殿さまのお役にたちてぇ」と訴える場面では、思わずホロリとした。しばらく少女時代をやるのかと思ったら、来週には綾瀬はるかが出てくる。展開はかなり早い。

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