リッピングとは、DVDビデオソフトなどのデジタルデータをPCに取り込むこと。
早い話が、TSUTAYAのレンタルDVDの複製を作ることだ。
しかし、2012年10月1日の法改正で違法になった。
違法にならないリッピングソフトがある。
インターナルという会社から販売されている「ディスクグラバー」という製品である。
何故、違法にならないかと言うと、DVDを「Windows Media Player」で再生する裏で、高画質バックアップを取っているからだそうだ。
やりたいのは、増えすぎたBDの整理、大容量のポータブルHDDに集約することだ。
MP4動画ファイルで整理できれば、再生の自由度が広がり扱い易くなる。
いろいろ調べたが、どうも「ディスクグラバー」しか方法が見つからない。
しかし、調べていくうちに不信感が募ってきた。
ネットで、「ディスクグラバー」を検索すると山のようにヒットするが、そのすべてが購入サイトに誘導するチョウチン記事なのである。
お試し版も用意されていない。
価格コムの口コミに、実態が報告されていた。「買ったが動かず、返金にも応じない悪徳業者」という評判である。冷静に考えてみれば、法の抜け道ソフトがまともなはずもない。
パナソニックの新ブルーレイDIGAでは、「ブルーレイ録画番組書き戻し」機能がある。
BDにダビングした番組が再度HDDへムーブ可能になるとのことだ。
これまでのコピーワンス以降のデジタル放送録画においては、BDにダビングした時点で、それ以上はダビング/ムーブ不可となっていた。それが、10月1日の法改正で、著作権保護を強化する見返りに、BDに録画した番組のHDDムーブが可能になったのだという。
今は、DIGAだけだが、いずれ他社からもサポート製品が発売されるだろう。これに、ポータブルHDDを接続すれば、BDの整理も出来る。
妙なものに手を出す必要はない。
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