徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

鶴岡八幡宮の大銀杏

2013年01月08日 | まち歩き

「鶴岡八幡宮の大銀杏」は樹齢1千年余りとされ、高さ約30メートル、周囲6.8メートル。
鎌倉幕府三代将軍の源実朝を暗殺した公暁(くぎょう)が、この木の陰に隠れ たという伝説から「隠れ銀杏(いちょう)」とも呼ばれ、大仏と並ぶ鎌倉のシンボルだった。
1955年に県の天然記念物に指定された。

残念なことに、2010年(平成22年)3月10日4時40分頃に、強風のために根元から倒れてしまった。地元住民にとっては受け入れがたい惨事で、県知事まで駆けつける大騒ぎになった。
木の内部は、虫食いで空洞化していたというから、すでに寿命だったのだろう。倒れた大銀杏は切断され、再生を願って、根の部分を元の位置から7メートル離れた場所に移植した。
倒壊から約一ヶ月後、移植した根の部分から新芽が確認されたという。
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新芽のその後が気になって、2年半ぶりに訪問してみたが、確認できなかった。木は既に完全な枯れ木で、とても再生するようには見えなかった。しかし、裏にまわると、木の内部にホースのようなものが差し込まれており、まだ可能性があるのかもしれない。
縄が張られているところが元の場所である。

神聖化するよりも、千年後に期待して若木を植樹したほうがよいと思うが・・・。

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