読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

岳(がく)1~9巻 石塚真一 小学館

2009-08-28 20:31:28 | 読んだ
通っている整骨院の待合室にあったのを手にとって見たらなかなか面白かったので、全部読んでみたいと思った。

で、TUTAYAから借りてきたのである。
本当は借りてきて読むというのはあまり好きではないのであるが、「すぐ読みたい、すごく読みたい」という気持ちを抑えきれず、借りてきて読んだのである9巻まで。

さて、この漫画は、山岳救助を題材としている。
主人公は、山が大好きな「島崎三歩」
この主人公が、一風いや十風くらい変わっている。

山好きが嵩じて、世界の山を登り、今は長野に住んでいる。
イヤ、長野の山に住んでいる。

で、山岳救助のボランティアをしているのである。
彼は、遭難をした人を助ける、そして助けられない人もいる。
彼は遭難をした人にも助からなかった人にも「よくがんばったね」と声をかける。

幼馴染の山仲間である野田正人は長野県警の山岳遭難救助隊のチーフを勤めている。
その部下である椎名久美も重要な登場人物である。

さて、私はこの漫画を見て「山に登りたい」とは思わない。
この漫画に出てくる山は、ロッククライミングをしなければならないところだったり、雪山であったりするからだと思う。

どうもそのような山登りはできそうもない、のである。

では何故この漫画が面白いと思い読むのか?

それはこの物語は、山の物語ではなく人間の物語だからなのである。
不覚にも涙がでるときもある。
これからも読み続けようと思うのである。

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