読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた 第9号 1970年代後期①

2006-05-27 23:57:50 | 読んだ
1970年代後期はあまり歌を聞かなくなった時期である。だから今回の歌たちにはあまり思い入れがないのだ・・・といいつつ

1.チャンピオン/アリス

1978年12月発表となっている。
この時点でアリスはメジャーになっていたと思う。
で、何故「チャンピオン」なんだろう?何を言いたいんだろう、この歌で?とか思っていた。

詩の良し悪し、というか、詩が理解できるかどうか、というのが、私のそれまでの歌に対して受け入れるかどうかの第1のポイントだったような気がする。
それが、この歌は曲のテンポと詩というより物語のような歌詞。
それでもなんとなく「いいなあ」と思ったりしたのであった。

とはいいつつアリスの歌の中ではあまり好きなほうではなかったりするのであった。

2.わかって下さい/因幡晃

これは1976年2月発売。
こういう歌があるよ、という手紙で知った。
あまり好みのタイプではなかったが、ラストの「♬わかって下さい♬」という部分が、妙に心にしみた。

歌詞の内容はなんだかめめしくて何もそこまですがらなくてもいいんじゃないか、なんて、深い愛を知らない時期だったので思いましたです。

3.海岸通/イルカ

イルカの歌もあまり聴いていない。
この曲は伊勢正三(かぐや姫)の作品。1979年4月。
出だしの
♬あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか♬
までしか歌えない。

伊勢正三らしい歌で、何故当時私が食いつかなかったのか、不思議。
今聞いても「フーム」と感心してしまうのだが・・・

4.春の予感~I've been mellow/尾崎亜美

1978年7月発表とある。全然覚えがない。
春の資生堂CMソングで1月に南沙織が歌ったとある。
そういわれればそうだったかなあ、というカンジ。

尾崎亜美の歌は難しい、私にとってはすごいメロディーラインで、キレイだなあと思う。

5.虹とスニーカーの頃/チューリップ

1979年7月発表。
出だしの
♬わがままは 男の罪 それを許さないのは 女の罪♬
という部分が印象的である。

このころから、曲が優先してきている、と思う。
よく歌詞の意味がわからないのである。感覚としてもなんだかわからないのである。

出だしの部分もなんだかわからないのである、が、いい歌ではあると思うのだ。

6.HERO(ヒーローになる時、それは今)/甲斐バンド

1978年12月発表、とある。
覚えがない。

でも
「♬HERO ヒーローになる時、AHA 疲れた時」
なんてうたっていた覚えはある。
で、知っている部分はここだけなのである。


まとめ

 1970年代後半の歌は、いい歌だなあ、覚えようとしているうちに次の曲がでてきたりして、サイクルが早まったように思える。
 また、全般にサビ重視というか、印象に残る部分とそれ以外の部分の継続性というか一体性がなくなってきた。
 それとも、こちら側がすぐに曲を思えられないようになってきたのか、ともかく私の中での音楽というか歌に対する感覚が変わってきたように思える。
コメント
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