A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

審判のことなど

2006年10月18日 16時17分12秒 | Liga06-07
昨日リーガ6節のダイジェストを見たと書きましたが、1時間の番組で全試合のハイライトを見て思ったことは、PKと退場が多すぎ。審判が気紛れにジャッジしているとしか思えない試合ばかりで、試合の勝敗に真面目に一喜一憂するのが馬鹿らしくなりました。審判が試合の勝ち負けを決めてしまうようでは、サッカーを見る意味があるのか、選手たちがプレーする意味があるのか、ものすごく疑問です。
昨日のAsに6節の怪しい判定があった試合の一覧がずらりと出ていました。サラゴサ-ソシエダ戦も「PKが二つ」として載っていましたが、少なくともサラゴサがもらったPKは正当なものです! 右の写真を見れば一目瞭然ですね。ガビー・ミリートがPKエリア内でヘディングしたボールをまるでバレーボールのようにトスするソシエダの選手。Aupaで「ピューリッツァー賞ものの写真だ」と書いてありましたが、本当によく撮りましたよね。そしてちゃんと見ていた審判も偉い(この判定に関しては)。

アグエロの手で押し込んだゴールが話題になっていますが・・・。まあ、でも、サッカーでは結果が全てですから。勝ったチーム、ゴールをした選手が評価されるんだもの。謙虚で誠実で真面目な選手なんて誰も評価してくれない、ゴールを入れてチームを勝たせない限り。選手本人の良心や内面の幸せはまた別な話でしょうけれどね。

サラゴサのニュースは、クアルテーロが深刻な怪我。このところリーガの選手を襲っている膝の靭帯の怪我の波がついにサラゴサにも来てしまいました。練習試合中に左膝をねじる動きを自分でしたらしく、水曜日の朝にMRI検査の結果が出ますが、予備診断は膝の靭帯と半月面に損傷があるのではという悲観的なもの。もしそれが本当なら全治六ヶ月から九ヶ月。今シーズンは絶望的ということですね・・・。エスパニョール戦でとても良いプレーだったのを覚えているので、残念です。戦力的にも非常に痛いですね。

その他は、アイマールは火曜日の朝、EUパスを取得する手続きのために家族全員で裁判所に赴きました。(写真がないのが残念。)まだ手続きが終わっていないんですね。サラゴサでEU外の選手はパブロとエベルトンだけということは、他のアルヘン選手は全員もうEUパスを持っているんだなとちょっとぴっくりしました。

そしてある意味ビッグニュースは、日本のテレビ局が火曜日サラゴサの練習を取材し、アイマールにインタビューをしたそうです! foot!? それともWOWOW? 記事中にテレビ局名は書かれていなかったのですが、きっとどちらかですよね。日本にいる方は要チェックです。ガビー・ミリートにも短かったけれどインタビューしていたそうなので、やっぱりfoot!でしょうか。

最後に、映像は悪いのですがファンが撮ったらしいレバンテ戦前に通路で待機する選手たちの様子(二つありますね)。アイマールは肩を叩かれたり、チームにすっかり馴染んでいるのが伺われる和やかな雰囲気です。ファンと写真まで撮ったりして忙しそう。
レバンテ戦開始前の通路

代表戦を怖々見てみた

2006年10月17日 16時40分21秒 | Liga06-07
GolTVのリーガ・ダイジェスト番組を見ました。サラゴサの試合分はAupaの動画ニュースよりも短かったので、特に新しい発見はなく・・・。最初のほうでセルヒオ・ガルシアにクロスを上げているのはアイマールなのでしょうか。小さい上に画面が悪くてよくわかりません。
チームに点が入るとそのたびにガッツポーズはしているけれど、相変わらず笑顔はないなあ。ピッチの上ではもう笑わないと決めたのか、笑えなくなってしまったのか。サラゴサが優勝でもしない限りもう笑ってくれないのかなあ(寂)。

昨日の日曜日には、思いがけずスペインとの親善試合がスペイン語ローカルテレビで録画放送。シリコンバレーのローカル局にスペイン語テレビがあるというのが私には驚きですが、一つだけでなく三つくらいもあります。昨日の放送はTelemundoで。もちろん全部スペイン語なので、「ピッチ状況が最悪」ということくらいしか聞き取れませんでした。 
そして本当に、予想以上にグラウンドが悲惨な状態。選手が走るたびに土ぼこりがあがっているように見えましたよ! 「これより悪いグラウンドもある」って滅多にないでしょう。
Oleでアイマールの採点が3点台だったのを知っているので、一体どんなプレーをしたんだろうと怖々勇気を振り絞って見たのですが・・・思っていたほどは酷くなかったような。アイマールのボトムラインは5月のマジョルカ戦なので、あれに比べれば全然まし。一応何とかしようとトライはしていた。パブロ本人が駄目というより、ボールが来ない(最初の10分間ボールに触らず?!)、来ても味方との意思疎通ができていなくてパスが回らずといった感じ。やっぱりディエゴ・ミリート、ダレッサンドロ、パブロの3人をセットで呼んでほしいものです。あんな内容の試合で判断されてもねえ、まったく納得がいきませんが、それはインスーアも一緒かな。

そのディエゴ・ミリートですが現在絶好調。6節を終わってチームゴール数が14というのは1961-62シーズンに次いで歴代2位の記録だそうです。ディエゴも5点を取ってランキングトップ。Oleにインタビューが載っていたので何気なく読んでいたら、とても微笑ましい部分があったのでそこだけ:


ディエゴ「アイマールとダレッサンドロはとても素晴らしい選手たち、彼らは素晴らしいチームを見つけた。戦略は彼らのために練られ、監督は彼らを完全に信用して攻撃を任せている。」

-彼らとは友人になりましたか?
「僕らはいつもチームにアルゼンチン人がいると仲良くしてきた。本当のことを言うと、サッカー以外のところですごく楽しく過ごしているんだ、主にアサードをやるときなんだけどね。それに僕の甥、ガビーの息子は、パブロとアンドレスのベビーたちと一緒に遊んでいるんだよ。」

-何人かは将来サッカー選手になるでしょうか?
「彼らはとてもとても小さい、一歳から三歳の間だよ。僕らは彼らがなりたいものになることを願っている。でも心の底ではボールを渡したいなと思っているよ、あは。」


ちびっ子たちが遊んでいる様子を想像すると、さぞ可愛いだろうなあと思ってほのぼの。(実際は2歳児は一筋縄ではいかないんですけどね。)でも、アイマールがアグスティン君を抱っこしているところを見たことがないので、パパぶりがちょっと想像がつきません。







[リーガ第6節]レアル・ソシエダ1-3レアル・サラゴサ

2006年10月16日 17時06分51秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
やれやれ、安堵しました・・・。カリフォルニアでは日曜日朝の8時からの試合だったもので、朝起きた途端から緊張してかなり憂鬱。前半28分にまたペナルティで先行されたときは、奈落の底にまっさかさまの憂鬱さ加減でしたが、すぐにリバスの赤紙→ラッキーなPKゲットで苦しい時間は少なくてすみました。後半にディオゴの勝ち越し点とディエゴ・ミリートの駄目押し点。ラジオを聞いていたときは、ミリートの得点のほうにアイマールが絡んでいるのに気が付きませんでした。Aupaの動画を見ると、ものすごい勢いでサイドを走ってセルヒオ・ガルシアにパスしていますね。ディエゴが決めた後一人でガッツポーズするパブロ、気合入っています。(そんなパブロに、ミリートとセルヒオが「一緒に喜ぼうよ」と近づいてきたのが上の写真ですね。)

新聞によって試合の評価もアイマールの評価も違うというか、捕らえ方が違っていて、実際のところどうだったのか今ひとつはっきりわからない試合ですね。
Asの試合レポはやけに詩的で、私のスペイン語読解力では正確な意味が捉えにくいのですが。アイマールについて書いてあるところだけ少し載せてみると:


アイマールはサッカーを祭壇の飾りのような輝く小さな喜びへと変えてみせた。彼の指揮は1-3のシーンで見られた。シンプルな、だが正確なタイミングの優しいタッチで行われたパス。それはあっという間に消えゆく瞬間で、知ることなしに知っていなければならない。アイマールは頭の中でその時間を書き込んでいた。彼はガルシアにパス、ガルシアは針に糸を通すような弓なりのクロス。そしてそこにはプリンス(D.ミリート)がいた。


動画を見ると、セルヒオ・ガルシアのクロスも最高のタイミングの素晴らしいものですね。ライブでこの3人のプレイを見たら、パブロでなくてもテレビの前で思いっきりガッツポーズをしてしまいそう。

こんな風にAsは好意的なのですが、ヘラルドはこのミリートのゴールの後から試合終了までの32分間チームがやる気を失ったように見えることを批判しています。試合を見ていないからわかりませんが、どうやら1-3となった後はあまり攻撃をせずにだらだらプレーしたみたいですね。ブレーメンがブンデス最下位のチームと対戦して6-0で勝った試合を引き合いに出して、取れるだけ点を取らなかったことが不満のよう。
アイマール自身も試合には完全に満足ではないようで、コメントがヘラルドに載っていました。(試合後の談話でしょうか。ラジオを聴き続けていたら聞けたのかな。すぐに出かけちゃったから・・・。)
「最後の30分間、足を加速させたとは言えない。ときどき疲労が目立って、それが起きたことの説明になるかもしれない。それから、僕たちはまだもっと良い状態でプレーできる状態ではないと言わなければならない。少しずつ進まなければ。良いのは、こうして勝つことにより様々なミスを修正していけるということ。」
パブロとしてはまだまだという感じなのかなあ。ペリオディコも「左サイドのアイマールが生産性ゼロだったことが後の選手に影響を与えた。このポジションのせいで彼はあいまいな存在になり、後半まで敵を困らせることがなかった。ハーフタイムに調整が行われ、アイマールはいるべき場所、トップ下へと収まった。そして敵にダメージを与える火花をきらめかせることになった。」と書いています。

でもOleを見るとアイマールの評価高いなあ。メッシが8.5でトップですが、二番目に高い8.0という点がついています。ディエゴ・ミリートも8.0ですね。彼はこれで得点ランキングトップに立ちました。
アウェイでの勝利が3月19日のマラガ戦以来となるそうで、ビクトール・フェルナンデスはなにはともあれ喜んでいるようです。
「経過は少し妙な試合だった。我々は常に優位に立っている印象で、彼らはただの一度もシュートしていなかったというのにペナルティで先制されてしまった。幸いなことにすぐに追いつき、それからはもっと良い感じになった。しかしアウェイで勝つことは簡単なことではないし、まして3点を取ることは尚更だ。いくつかの私が満足していない点については改善が必要だ、例えばそれは緊張ということ。試合のコントロールと行き過ぎた気の緩みを混同してはならない。」
また特にアイマールへのファウルについても言及。
「この試合でアイマールが受けたファウルの数には心配している。前の試合を思い出せるものだった。私には理解不能だ。彼はボールに触るたびに地面に倒されている。信じられないことだ。そのために審判がいるはずなのに。」
パブロが受けたファウルの数自体は5ですから、いつもに比べて特に多くはないですけれど、これ以外にも倒されていたのかな。今回みたいに審判には早めにカードを出してほしいものです。そうすればディフェンスも無闇に体を掴んで止めたりしなくなるでしょうから。

R. SOCIEDAD 1
ZARAGOZA 3

Real Sociedad: Riesgo, Gerardo, Labaka, Ansotegui, Garrido, Aranburu, D. Rivas, Xabi Prieto, M. Alonso (61'), F. Felicio, Kovacevic (38'), Bravo, Juanito, López Rekarte, Garitano (38'), Novo, Skoubo (70'), Uranga (61')

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, G. Milito, Juanfran, D'Alessandro (75'), Celades, Zapater (85'), Aimar, S.García (66'), Diego Milito, Miguel, Piqué, Ponzio (85'), Movilla, Longás, Óscar (66'), Lafita (75')

Goles:

1-0 (28'): Xabi Prieto, de penalti cometido por Juanfran.

1-1 (34'): Diego Milito, de penalti que hizo Gerardo.

1-2 (54'): Diogo burla en el segundo palo a Xabi Prieto toca con sutileza a gol.

1-3 (58'): Diego Milito acaba a pase exacto de Sergio Gar?cia un contraataque de Aimar.

Árbitro: Ramírez Domínguez,

PREVIA[リーガ第6節]レアル・ソシエダ-レアル・サラゴサ

2006年10月15日 16時22分42秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
こんなことではいけないと思いつつ、最近ちっとも試合が楽しみでないな。どちらにしろ放送がないというのが一つ、サラゴサが弱いというのが二つ目、活躍が義務づけられているアイマールのことが心配すぎて毎回すごいプレッシャーを勝手に感じているのが三つ目の理由。サッカーなんて気楽に楽しく見るべきものなのに、だんだん苦行になりつつあるような・・・でもまあ、予想されたことではあるし、ここで弱音を書いていてもしかたないし、がんばろう・・・。

結局ビクトル・フェルナンデスは自分の信念に忠実に、2トップを維持するようですね。
Asより:


ビクトル・フェルナンデスは悩むと、最後には常に一番攻撃的なオプションを選択する。監督は二週間というものベストな鍵を与え、チームを前に進めるために彼のシステムの見直しをしていたが、結局はシステムを変えることはせず、アネオタでは4-2-2のままだろう、それはもっと勇敢なシステムになるほど。なぜなら古典的な司令塔のセラデスが先発し、ボールの奪取をする中盤のポンシオがサブに回るから。


記者会見の席に現れたビクトルは、「君たちはフォーメーションの変更と戦術的な話に執着しているね。」と笑いながら言ったそうです。そして、
「私は、今までに機能しなかったようなことはやらない。3人のフォワードや5人のディフェンスはやらないし、珍しいことはやらない。同じサッカーのアイデア、ただもっと競争力があり、安定できるような細かいことだけ。」
と述べました。
というわけで、D.ミリートとセルヒオ・ガルシアが2トップ。サパテルとセラデスがダブル・ビボーテっぽくコンビを組み、ダレッサンドロが右サイドでアイマールは真ん中から左のスペースが担当になります。ディフェンスはG.ミリートが戻るのでようやくベストの布陣のフアンフラン、ミリート、セルヒオ、ディオゴ。なにもかも上手くいけばいいですねえ(祈)。

ソシエダは現在勝ち点わずか1で最下位ですが、ビクトル・フェルナンデスが
「我々は勝利するための武器と選手を持っていると信じているが、当然彼らも同じことを思っているだろう。いずれにしろ試合は難しいものとなる、なぜならレアルの状況は諸刃の剣だからだ。彼らにとって手を縛るものであると同時に刺激ともなりうる。」
と言うとおり、昨シーズンバレンシアだってラシンに負けたり、マラガに引き分けたりしていましたから何が起こるかはわかりません。

アイマールはスタメン出場した試合では一度もソシエダ戦の敗北がないのだそうです。でも違うチームでの話ですから、このデータはあまり意味ないですよねえ。
去年のソシエダ戦、前半戦は、ゴールの後お腹パフォーマンスをして、後半ビージャにアシストした試合だったのをよく覚えていましたが、後半戦はまったく記憶になく、自分のブログを読んでようやく思い出しました。試合開始早々得点を入れられて、相手のミスで幸運に逆転ができた冴えない試合でしたね。冷たい雨が降っていて・・・。

明日は、どんな形にしろ勝てますように。アイマールに怪我がありませんように。

システムを変更?

2006年10月14日 16時32分27秒 | Liga06-07
昨日のNacionに載っていたトップ下に関するディベート、結局見れないまま今日になったら消えていました。見れていたら勇気を振り絞って読んだとは思うけれど、見れなくてほっとしたことは確かです。
バシーレが帰国して空港で話していますが、年内は国外組だけで試合をする契約があると言っているような。アイマールにもう一度くらいチャンスがあるといいのですが・・・。サラゴサでのプレー次第ですね。次はダレッサンドロが呼ばれるという噂も。

金曜日、パブロは普通に練習をこなしたみたいです。(怪我もなく病気もなかったことに感謝しなくては!)
金曜日に続き土曜日も珍しい二日連続の非公開練習が予定されていますが、一番の注目点は、どうやらビクトル・フェルナンデスがシステムの変更を考えているらしいこと。セラデスとサパテルがダブルボランチでアイマール、オスカル、ダレッサンドロが中盤の4-2-3-1、またはポンシオ、サパテル、セラデスが中盤でアイマールとダレッサンドロが二人でトップ下の4-3-2-1のどちらかを考えているらしい。いずれの場合もワントップはディエゴ・ミリート。ただセルヒオ・ガルシアも絶好調なので2トップとしての出場の可能性もゼロではありません。ロマレダの試合ならば無条件に出場となるところです。ビクトルはまだシステムを決めてはいないようです。金曜日はセットプレーの練習をした模様。
一つ目の4-2-3-1はバレンシアでお決まりだった布陣ですね。オスカルという選手がすごく良いときと全然目立たないときと両方あって、まだどういう選手なのかよくわからないのでなんとも言えませんが。とりあえずやってみるしかないか。

マキシの続報ですが、ひざの炎症が続いているため予定されていた手術が延期に。また、マキシの精神状態が手術室に入る状態ではないとか。・・・。
サッカー協会のスポークスマンは「ピッチはそれほど悪い状態ではなかった。」と発言して人々を驚かせました。
「運が悪かった。シーズン中選手はこれよりもっと悪いピッチでプレーすることもある。」
このムルシアのスタジアムの所有者は、スペイン代表の試合のテレビ放映権を持っているスポルト・サンタ・モニカのオーナーと同じ人で、どんなに両国の監督が試合をしないように懇願しても、ここで試合をするしかなかったのだそうです。これが本当だとするとひどい話ですよね! 

最後にまったく関係ないのですが、ずっと以前8月17日付けのコルドバの新聞"Día a Día"でアイマールが「ワールドカップではもっとプレーしたかった。決して誰かを批判しているわけではないけれど。」と話した記事がありましたよね。この記事の最後にパブロが弟のアンドレスに触れている部分があったのを今日発見したので、書いておきます。
「ベルグラーノは良いリーグ戦をしたね、でも僕の弟はプレーしなかった。サン・ロレンソ戦ではプレーできるといいのだけれど。いつか僕が彼といっしにプレーできる日が来ればいいなと思っているし、それがベルグラーノでだったらもっといいね。僕らは二人ともこのクラブのファンだから。」
素晴らしい兄弟愛、故郷愛なんですけれど、できたらリーベルでお願いします。だってたった一試合しか放送枠のないアルヘンリーグ、ベルグラーノの放送なんて絶望的ですもん。第一、先週末にチェックしたから知っているんですけれど、アンドレスはベルグラーノで試合に出ていませんね。(ベンチにすらいなかったような)


長く辛いサラゴサへ戻る旅

2006年10月13日 16時20分49秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
怖くてOleやNacionが見れません・・・。Nacionに「これからの司令塔について」意見を募るコーナーができていたので、勇気を奮って恐々クリックしてみたらエラーが出て見れませんでした。かえってホッとしたり。ぶっつけ本番のたった30分のプレーで「司令塔落第」の烙印を押さないでほしい(涙)。でも、この流れからすると当分代表召集はないだろうなあ。

ミリート、アイマール、ポンシオのサラゴサへと戻ってくる旅はとても長くて辛いものだったようです。昨日の試合が深夜0時に終了(これがそもそも信じられませんよね)、ホテルに戻ったのがもう明け方近くで、部屋で2時間休んだ後、5時にはタクシーで82キロ離れた空港へと出発。イベリア航空でマドリッドへ、そこで乗り換えてサラゴサへ。練習場に着いたときは11時になっていました。

ペリオディコより


3人は午前11時に練習場に現れたが、ビクトル・フェルナンデスは彼らに休みを与えることにした。アイマールは少し風邪気味だったが、日曜日のソシエダ戦の召集には入るだろう。ミリートとポンシオは完璧なコンディション。ビクトル・フェルナンデス、フリア・ナルシスス、ルイス・アルホルと話をした後、彼らは休みを取る許可を与えられた。 
「彼らは疲れ果てて帰ってきたので、休息を取るために家に帰らせることにした。大切なのは彼らが良い状態にあること。」とフィジカルコーチのアルホルはコメントした。3人は金曜日の10時の非公開練習から参加の予定。


風邪気味?! ムルシアは寒かったんでしょうか。また熱なんか出ないといいけど。子供じゃあるまいしと思いつつ、前のようなことがあると心配になっちゃいます。
上の写真は練習場でビクトル・フェルナンデスたちと話すアルヘン選手3人なのですが、パブロは一番右かな?

昨日、サラゴサの掲示板では試合前からピッチの状態が悪いことを理由に怪我を心配していた人がいたことは書きましたが、やはりマキシの怪我はピッチが原因のようですね。
アトレティコのディレクター:
「こんな砂だらけのグラウンドでサッカーをするなんて不可能なことだった。」
アギーレ監督:
「地表が出ていた、土だらけだった。マキシ自身が言っていたけれど、ルイス(アラゴネス)もココ(バシーレ)もあの試合をしたくなかったんだ。どうやらピッチの状態を見て彼らは前日練習をしなかったらしい。そのピッチが我々に災難を与えた。それが可哀想なマキシに災難を与えたんだ。」
サラゴサの3選手に怪我がなくて良かったけれど、マキシは本当に気の毒です。最低でも6ヶ月の離脱だそう。ほとんどシーズンを棒に振るようなものですね、他人事とは思えずにぞっとします。もしやアイマールは怪我が怖くて100%の力ではプレーしなかったのかな。そうだとしても責められませんが。
アトレティコはAFA(アルゼンチンサッカー協会)にマキシの負傷で被る被害額を請求するそうです。ロシアの会社とヨーロッパで親善試合をいくつか行う契約をしているAFAは保険に入っているはずだから、お金を出す責任があるだろうという主張。確かにクラブとしては、たかが親善試合でこんな深刻な怪我をされたらたまったものではないですね。ただアルゼンチン側からすると、こんな悲惨なピッチのスタジアムを用意するなよ!と言いたいでしょうが。

[親善試合]スペイン2-1アルゼンチン

2006年10月12日 16時03分51秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
詳細を書くにはなれません・・・。今日は用事があったのでラジオ観戦も文字観戦もできずに、後からEl Mundoの文字テキストとOle、Nacionを読んだだけですが、アルゼンチンはDISASTROUSな試合をしたそうで・・・。What happened????? とりあえずインスーアは司令塔失格だったようですが(ビロスへのアシストはあり)、55分から入ったアイマールもほとんどボールに触らなかったらしい。30分の出場時間でボールに2~3回しか触っていなかったと書いてあるのを読んだけれど、信じがたい話ですよね・・・。いったい何事??! El Mundoのテキストには「アルゼンチンはモティベーションが低下しているようだ。」とありましたし、Oleには「せめて最後までがんばる姿勢があったならともかくそれさえもない。」と書いてありました。ユーロ予選真っ只中のスペインとはチームの完成度が違うのは確かですけれど、それにしてもあまりにも酷い様子が心配です。

サラゴサの掲示板では、「ピッチの状況が悪いので、アイマールはベンチスタートで良かった、怪我が怖いから」という意見がありましたが、本当にマクシが開始15分で怪我してしまったみたいです。その後、パブロがあまりにも何もしなかったのを見た人が「サラゴサのために力をセーブしていたに違いない」なんて書いていましたが、はあ・・・。最悪な気分で家に帰ることになったのは間違いないですね。何がいけないのか試合を見ていないから何とも言えませんが。Nacionにはインスーアもアイマールもリケルメの後継者にはなれなかったなんて書かれていますよ・・・。(後継者って、あのポジションはもともとリケルメの前は短かったけれどパブロのものだったこともあったのに。)

個人的には、テベス、マスチェラーノ、インスーアと所属クラブで絶不調の選手を3人も使うからじゃないの?とも思うけれど、そういう問題ではないのかな。いっそディエゴ・ミリート、ダレッサンドロ、アイマール、メッシの4人で攻撃陣を組めば連携もばっちりでよかったのに。パブロとメッシは前から合っているようですし。 

Nacionの採点だけ。30分もプレーしたのにアイマールに点が付いていません。


アボンダンシエリ 6
サバレタ 5
アジャラ 6
G.ミリート 6
アルアバレーナ 5
マスチェラーノ 4 試合を見失っていた。攻撃にあまり参加せず。
L.ゴンザレス 4 いつものレベルに程遠かった。守備陣との連携がなく、ほとんど試合に参加せず。
インスーア 3 リケルメに代わり司令塔となる難しい使命を果たせなかった。ビロスへのアシストだけが明解なプレー。途切れ途切れでボールを持つことが少なかった。
メッシ 4 アルゼンチンの希望の星は試合に影響を与えることができなかった。攻撃陣との連携が欠けていた。
テベス 4 いつものレベルとは程遠い。ボールにあまり触らなかった。
ビロス 6 負傷のマクシに替わり出場、チャンスをものにした。ピッチ中を駆け回りボールを奪取。
ソモサ - ルチョに代わり出場。状況を変えることはできなかった。味方へのパスが不正確。
アイマール - インスーアに替わり出場。全体像を変える助けにほとんどならなかった。
サビオラ - スピードを生かせなかった。
アグエロ - 



今Nacionの新しい記事を見たら、最初のトリオ(メッシ、テベス、インスーア)のほうがまだ後のトリオ(アグエロ、サビオラ、アイマール)よりはましだったと書いてあります。後の3人は一度も相手のエリアでプレーせず、また一度もゴールチャンスを作れなかったそうで。あらら・・・。アイマールがまた代表に召集されることがあるかどうか心配になってきました。
と、とりあえず今日のことは忘れて、日曜日の試合をがんばるしかありません。代表戦が良いリフレッシュになるはずだったのに、逆にすごいストレスになっちゃったなあ(涙)。

ESPAÑA 2
ARGENTINA 1

España. Reina S. Ramos Juanito Pablo Capdevila (46') Angulo (76') Albelda (46') Iniesta Xavi Torres (56') Villa Casillas A. López (46') X. Alonso (46') Luis G. (56') Cesc (76') Puerta Puyol

Argentina. Abbondanzieri Zabaleta Ayala Milito Arruabarrena Mascherano L.González(46') Maxi (16') Insúa (56') Messi (61') Tévez (71') Leo Franco Ponzio Saviola (61') Aimar (56') Bilos (16') Agüero (71') Somoza (46')

goles

1-0 (33'): Xavi la coloca en la escuadra tras jugada de Iniesta.
1-1 (34'): Bilos conecta un centro desde el punto de penalti.
2-1 (63'): Villa, de penalti.




I feel so bad・・・

2006年10月11日 16時08分45秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
としか言いようがありませんが・・・。I know it's ridiculous that I am upset and feel so sad to know Aimar won't be a starting member in the game against Spain. I perfectly know it's none of my business, all those football things.... Still, it is enormous pain. Maybe that's because I believe he deserves more!!

と書いて終わりにしようかと思いましたが、昨晩Nacionに載ったインタビューを訳しておきます。悲しい反面、少しは気が紛れるので。


-ロマンの代表へ別れを告げる決断についてどう思いますか?
「ロマンの決心について意見を述べるには彼の立場に立たなければならない。僕は幸いにも意見を言う立場にはない。僕の意見はこれだけ:彼の状況を経験してみなくては。これが彼にとってベストであることを願っているけれど、あらゆることについて、ずっと意見を述べている人々がいることをわからなければならない。それはいいことではないよ。サッカー選手について話をするときは、そのプレーについてのみであるべきで、他のことを話すべきではない。」

-大きなサッカーの責任は今やあなたかインスーアに降りかかることになったわけですが。
「僕にとっては代表入りすること自体がもう責任を意味しているよ。たぶんアルゼンチンでは、代表で悪いプレーをすることはお金を盗む政治家になることよりも悪いのかもしれない。そういうことがワールドカップの後にあったんだ。悪いプレーをすると大量のメールが送られてくるなんて。泥棒になることより悪いことなのさ!」

-ドイツ大会の後にそんな風に感じたのですか?
「いや、僕はほんの少ししかプレーしなかったから。でもプレーの責任はいつもある。ある意味いいことだよ。国際試合で母国を代表する20人か23人のチームの一部になることは誇りだ。」

-もうロマンがいなくて寂しく思いますか?
「人としてね。彼と会うときにはいつもとても楽しく過ごした。今日電話で彼と話したけれどすごく良かったよ。もちろん彼のプレーを見るのは最高だ。」

-代表は何を失うのでしょうか?
「世界でベストな選手のうちの一人を。彼は僕の友人だから僕は客観的になれないかもしれないけれど、彼は最高の選手のうちの一人だよ。」

-あなたはインスーアとプレーするのでしょうか?
「わからない、そう願っているよ。代表でプレーすることは偉大な選手たちと競争をすることだ。それはアルゼンチン人であり国を代表するときの良い点でもあり悪い点でもある。実際、僕は良いプレーをしたい。悪いプレーをするのは嬉しくないし、とても悪い気分で家に帰ることになるからね。」

-あなたの代表での全体的なパフォーマンスからすると、絶対的に確立された存在ではないという気持ちがありませんか?
「でも僕は代表に50回近く呼ばれているんだよ! どういう評価基準でそういうことが言われるのかわからないな。僕は試合数にはとても満足している。バレンシアでも人々は僕に同じ事を言った。「ああ、あなたは決してそういう存在にはなれませんでしたね。」でも僕はほとんどの試合でプレーしていたんだ。「どうしていつもいないのですか?」と言われたりね。繰り返すけれど、2回のワールドカップに出れて、また今3人目の監督の指揮するチームにいられてとても満足しているよ。」

-あなたの長期的な目標はなんですか?
「スペイン戦で良いプレーをすること。」

-次のワールドカップを考えているか聞きたいのですが。
「いや、僕はスペイン戦で良いプレーをして、その後どうなっていくかを見たいね。」

敗戦後のスペインとブラジル戦に敗れた後のアルゼンチンの試合ですが、どう見ていますか?
「ほとんど全ての代表チームがほとんどの試合で批判されるのは普通のことだ。僕らはその批判とともに生きている。でもこの試合は親善試合だけれど、ライバルが良いチームなので素晴らしい試合になるだろう。僕にとってはスペインが他の代表チームのほうが上だと考えていることが驚きだね。そうではないのに。ここスペインではそう信じることができないようだ。」

-あなたはいつもリオ・クアルトに愛着を持っていましたが、あなたの家を恋しく思いますか?
「もちろん。もしも僕が望んでいる全部の人々が僕の家から2ブロック以内に住むようになれば、リオクアルトを懐かしく思うこともないだろう。サッカーを止めたら、そこに戻って住むよ。」

-あなたの引退の日はいつですか?
「全然思いつかないな。真面目な話、まったくね。」


パブロはリケルメからいろいろ話を聞いていたようですね・・・。

はあ、インスーアですね

2006年10月11日 04時56分25秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
先ほどスペイン戦の先発メンバーの発表がありましたが、アイマールは入れませんでした。バシーレが選んだのはインスーアのほう。昨日書いたようにメディアの報道を信じていたわけではないけれど、やっぱりショックです。メディアももう止めてほしい。去年の南米予選のとき、それからクロアチア戦の前も似たようなことがあって激しくショックだったけれど、また・・・。

明日の先発は:
Roberto Abbondanzieri; Pablo Zabaleta, Rubén Ayala, Gabriel Milito y Rodolfo Arruabarrena; Luis González, Javier Mascherano, Maximiliano Rodriguez y Federico Insua; Lionel Messi y Carlos Tévez

クラブでのプレーぶりがあれで選ばれるのでは、クラブでの成績なんてあまり関係ないんじゃない? 先に謝っておこう、インスーアのファンの方ごめんなさい。でも、がっかりしちゃう気持ちはどうしようもないんですよね。昨晩Oleにバシーレが「フィジカルの弱い奴はリスクを犯せない」とか言ったという記事が載っていましたが、それと何か関係あるのかな。スペインのディフェンス相手なら別にフィジカルは関係ないと思うけど。
NacionやOleに載っていたアイマールのインタビューを訳そうと思っていたけれど、もうそんな気になれなくなってしまいました・・・。

ヘラルドにもアイマールの言葉

2006年10月10日 16時20分03秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
一日に三枚も載せる写真があるなんて、それだけで嬉しかったりする。
先ほど書いたとおり各紙がアイマールはスタメンという予想を載せていますが、本当なのかなあ。実はあまり信じていなかったりします。監督がペケだったら、新聞の報道がどうであろうと100%信じないでしょう。でもバシーレだと・・・わかりません。少なくとも出番なしということはないと思いたい。(幸か不幸かアメリカでは放送がないので、あの選手交代まだ?!のイライラは味わわなくてすみます。) どれだけのプレー時間になるのか知りませんが、久しぶりの代表ユニで楽しくプレーしてもらえれば・・・。

Supergolというニュースサイトを読むと、昼間にOleなどが流したメンバー構成とは違っていますね。
グラウンドを半分使っての攻撃陣対守備陣の練習を行った。バシーレは全てのポジションで何人かの選手を試したが、基本の布陣は、アボンダンシェリ、守備にサパレタ、アジャラ、ミリート、アルアバレーナ、守備的中盤にマスチェラーノ、右の中盤にマキシ、左にビロス、トップ下にアイマール、前線がテベスとメッシ。
Oleはコロッチーニとインスーアを入れていましたから。上の記事によると、月曜日の練習は非公開のはずでしたが、200人ものアルゼンチン人ファンが詰め掛けたために予定を変更、公開練習となったそうです。もっとも歓声を浴びたのはバシーレ、サビオラ、メッシ、アグエロ、アイマールだったとか。練習の最後はFKとPKの練習。メッシ、テベス、アイマール、ルーチョ、インスーア、マキシが蹴りました。またキャプテンはアジャラになりそうです。

サラゴサの新聞のヘラルドにも詳しくアイマールのニュースとインタビュー記事が。これによると練習で決まった3ゴールは、アイマールとポンシオとインスーアのものだったそう。(右の写真、一人だけ中学生がいるみたい・・・。)


「ここに来て、代表に戻れるのはそれだけでもう褒賞のようなもの。僕はたくさんの希望と将来も僕を信頼し続けてもらうための証拠を見せる目的で来た。友人と再会するのは嬉しい。つい昨日僕らはホテルのホールで一緒にリーベル-ボカの試合を見た。スペクタクルな試合で幸運なことにリーベルが勝ったね。ボカのboysたちはずいぶん動揺して寝に行ったよ。」とアイマールはいつもの穏やかな調子で説明した。
「ここで19人の選ばれたメンバーの中に入ることは、サラゴサの僕のチームメートたちにもメリットがある。クラブで良い働きをすれば代表に選ばれることは簡単になる。当たり前のようだけれど、そういうことなんだ。」

シーズンの始まりはチームの不安定さで特徴づけられている。7ポイント、ホームでの素晴らしい2勝、2ゴール1アシスト、何十というファウル。これらはアルゼンチン人と驚かせるものでも悩ませるものでもない。
「僕の収支決算はポジティブだよ。もっと良い可能性もあったことは確かだ。でもチームが形成の途中だということも考えなければ。最後には良い調子になると確信している。忍耐と時間の問題だ。僕自身がそれに気づいている。満足はしているが、自分自身にもっと多くを要求しているのは僕が一番最初だよ。ベストなアイマールはもうすぐ見られるし、必ず見られる。成長の余地はとても大きい。練習の成果は実を結ぶだろう。」
「自分たちのサッカーのアイデアを信じている。エスパニョール戦、マジョルカ戦、レバンテ戦の後半では僕らは良い印象を残した。僕らもファンたちも楽しんだ。今は正当なポイントを落とさないようにするため安定性と継続性を増すよう努力するだけ。」
「サンセバスチャンでは、アウェイでの連敗記録を止め、良い順位を目指さなければ。レアルも同じ事を考えるだろう。だからリラックスする余地はないよ。」


アイマールにしては珍しく(そうでもない?)やけに自信ありげな発言ですね・・・。とっても張り切っているのが伝わってくるような。
スーペルクラシコをパブロたちも見たんですねえ。カリフォルニアでは正午開始の試合でしたが、スペインでは夜9時だったはず。点差ほどの実力差はなかったように感じたけれど、モニュメンタルの雰囲気は最高で、アイマールはこんなところでプレーしていたんだなあとしみじみ。空は青くて少し風があって、紙吹雪は舞っているし、歌声はずっと響いているし、スタジアムは赤く染まっているし・・・。exリーベルはパブロの他に、サビオラ、ルーチョぐらい? 懐かしく感じるものなのかな。

代表情報と昨日のインタの続き

2006年10月10日 04時21分58秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
アイマールたちサラゴサの3選手は日曜日の夜7時にムルシアに到着。バシーレやメディカルスタッフたちと一緒のパスでホテルに到着しました。
月曜日の練習では、アボンダンシエリ、G.ミリート、アジャラ、コロッチーニ、アルアバレーナ、マスチェラーノ、アイマール、マキシ、インスーア、メッシ、テベスの布陣だったそうですが、この11人がスタメンとなるかどうかはわかりません。
インスーアとアイマールが同時にプレイ?! Terraを読むと「マスチェラーノとアイマールが試合のコントロールをし、サイドにマキシとインスーア」と書いてあるので、練習時はパブロが前の真ん中だったのでしょうか。サラゴサと同じ感じかな。インスーアがどのくらい守備をする人なのか知りませんが、これだと攻撃の選手ばかりのような気がしますね。火曜日の昼にバシーレが記者会見するそうなので、このときにスタメンの発表があるのかもしれません。月曜日の練習では、フィジカルと戦術的な面が特に重要視されていて、練習は非公開だったそうです。(なのになんで布陣がわかったんだろう?)

昨日のインタで、ガビの発言のうち興味深いところだけ:


パブロの移籍の話のあいだ、あなたはどんな風に思っていましたか?
GM:「変化はとてつもなく急激だったので、実際のところ何が起こるのか、新しいオーナーの意図が何なのかわからなかった。 少しずつ形が見えてきて、だんだん自分たちで希望を持ち始め、良いチームが出来上がると信じるようになった。何年も良い意図、良い希望を持っていたが、いろいろな理由からリーグで一定の結果を出すことはできていなかった。僕らは変化を、大きな変化を必要としていた。パブロとアンドレス、そして他の選手たちの加入により僕らは良いチームとなった。今はこの希望を素晴らしいチームへと変える時だ。」


上の写真なんですけど、珍しく前のほうにいますね。テベスの横になんかいると華奢なのが一層目立ってしまう・・・。

G.ミリートとアイマールのインタビュー(As、2006年10月8日)

2006年10月09日 17時13分35秒 | インタビュー(Entrevista)
サラゴサのニュースとアルゼンチンのニュースを全部読んで、大したニュースはないから今日ようやく見れたレバンテ戦の感想を書こうと思いながら、ふとAsを開いてみたら、長~いパブロたちのインタが。もっと早く気づけば良かった。今から訳したら寝る暇がなくなりそうだから、多分途中までになりそうですが・・・。写真のアイマール、相変わらず反則ものの美しさなんですけど。(この馬の置物はいったい・・・。)

Asより:ところどころガビーの発言を省略


リーガが始まって5試合ですが、自慢するほどの結果ではないですね。
パブロ・アイマール(以下PA):「始まりは良かった、でも5試合しかやっていないチームがフィットするのにまだ時間がかかるというのは普通のことだ。ラッキーにも良い試合をできた時間もあったし、2勝できた。満足はしていないが、この時点での評価にはいろいろな面があるのが普通だ。まだ33試合が残っていて、それはとても先が長いということで、僕らは成長して良くなりたいという強い願いを持っている。」

ここにビクトルのレバンテ戦後の発言があるのですが、「皆さん、4人の守備陣、アイマールとダレッサンドロは夏に加入した選手です。イレブンのうち半分が新しい選手。忍耐を持ってください。」
PA:「最初から完璧だったら良かったのだけれど、最悪だったとも思わないよ。」
  
PA:「僕らは他のチームよりまだ全然安定していない。でも、その分析は少し行き過ぎだとも思っている。もし僕らが第三次世界大戦のように90分間のサッカーでバラバラになったのなら、そう言われる理由もいろいろな意味でわかるだろうけれど。(←全然訳に自信がない!) 僕らはみんなある程度はイレギュラーなものだ、常に勝つチーム、試合中ずっと良いプレーをするチームはない。議論の余地なく現在最高のチームのバルセロナでさえ、この前サンマメスで勝利したとき、一瞬たりとも良いプレーをしていなかった。彼らでさえイレギュラーなんだから、忍耐を持たないと・・・。」

人々は疑い始めていますね、システムについて、ダレッサンドロとあなたは共存できるのかということについて。
PA:「そうしたことにはあまり注意を向けなくなっているよ。批判については、キャリアの中でいろいろな段階がある。若い頃は怒るものだが、受け入れるようになり、すぐに慣れてきて、その後は笑えるようになり、最後はこう考えるものさ:彼らにサッカーを与えよう、みんな食べていかなくてはならないんだから。(←自信なし)」

たくさんの意見、しばしば同じくらいの正反対の意見に対しては傷つかずにいられるものですか?
PA:「そう、もちろん。あらゆる意見がある。自分に影響を与えずに終わる。今ある仕組みと戦うことはできないよ、それは不可能なこと。」

新聞やテレビ番組はもっと分析を少なくするべきでしょうか?
PA:「Noooo(笑)。今のままでいいよ。サッカーは毎日消費されるべきなんだ。」

サラゴサの話に戻ると、ポイントを取ったり落としたりは予想されたことなんでしょうか?
PA:「僕らは良かったときや悪かったときについてよくわかっている。試合の後や練習の後で知っている。僕がレバンテ戦で高いレベルで活躍しなかったことや、僕らが後半勝負をかけたこと、前半に僕らが消えていたことなどを人から言ってもらう必要はない。それは明らかなことで、読んだり聞いたりするまでもないことだ。」

シーズンの始まりのパブロ・アイマールはどうですか? 多分まだ最高の状態ではないでしょうが、2得点1アシスト、90分間常にボールを要求していますね。
PA:「僕は作りあげられる途中のチームでプレーすることに適応しようとしている。僕らには6人か7人の新しい選手がいて、中にはリーグ戦でプレーするのが初めての選手すらいる。そういうグループがイレギュラーであることは、予想をしていたよ。」

サラゴサでプレーする今となっては、ディフェンスからのタックルから保護を受けていないと思いますか?
PA:「僕らは保護を待つことはできない、僕が最初にその間違いを犯した選手だった。審判は好きなようにできる。僕は個人的にマークされることは自分のエゴを満足させてくれるものだと考えている。これほど近くで警戒されることは自信を与えてくれるよ・・・。一つ話してもいい?」

もちろん。
「僕らが良いプレーをしてリーガを良い順位で終わるだろうと確信している。何位かは言えないけれど、ファンたちが満足をするような順位でね。」

GM:「僕らはユースで一緒にプレーをしたことがあって、A代表でプレーするようになってからは何度か顔をあわせる機会があった。パブロははいつも人間として良い人で、選手としてはもちろん天才だ。」

PA:「僕はガビを15歳のときから知っていて、彼は全然変わっていないんだ。自然のリーダーで素晴らしいチームメートだ。」

サラゴサは母国ではどう受け止められていますか?
PA:「テクノロジーの手助けはあるね。今アルゼンチンではリーガの全試合が放送されていて、その身近さはびっくりするほどだよ。」

今日はリーベルとボカが戦いますが、どちらの勝利に賭けましょうか?
PA:「Por favor... (Please...) 決まっているでしょ。」

GM:「僕もね。引き分けでいいんじゃないの。」


うわっ、ガビ・ミリートの言葉をほとんど省略してしまった。明日時間があったら訳してみよう。
私もね、今日ライブでスーペルクラシコ(リーベル対ボカ)の試合を見たんです。スペインで放送があったのかどうかは知りませんが、リーベル快勝にさぞパブロは喜んだことでしょう。

イレギュラーなプレーぶりについて、うん、私も同じことを思っていたので、ちょっと嬉しくなりました。今日レバンテ戦を見て、あの試合の前半のようなことはバレンシアでも、そしてパブロが言うようにバルサでもよくあることだと思うんです。ただ普通に強いチームはあそこで2点も失点しないんですよね。普通は無得点のまま後半に突入して、アウェイチームがこらえきれなくなり、トライを続けるホームチームに点が入るものなんじゃないかな。その意味でサラゴサは・・・一番の課題は守備だとしか思えませんでした・・・。
このインタについてはまだ感想を書きたいけれど、とんでもない時間なのでもう寝ます。

インスーアのことなど

2006年10月08日 16時46分41秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
土曜日からサラゴサの練習はお休みなので、さすがに何のニュースもありません。ユーロ予選でスペインがスウェーデンに負けたことが話題になっていますが、サラゴサにはスペイン代表の選手が誰もいないから、あまり関係がないというか・・・。サパテルのU21代表はイタリアとスコアレス・ドロー。サパテル自身はとても良い出来だったそうです。

そのスペイン代表と試合をするアルゼンチン代表ですが、どんなメンバーで行くのかまったく情報がないですね。アルヘン代表にとってバシーレの2試合目という以外どんな位置づけにある試合なのか今ひとつわかりません。どちらかというとスペイン代表にとってのほうが大事になるかな。

今週ずっと書こうと思っていて書けなかったインスーアのこと。先週の土曜日にブレーメン-ボルシアMGの試合を見てみました。同じ週のうちに二度もブレーメンの試合を見ることになったのは(CLでブレーメン-バルサを見たので)あまり嬉しくありませんでしたが、正直言ってプレーメンは良いチームでした・・・。監督も2年前から変わっていないんですねえ。

まず試合を見始めて驚いたのは、インスーアがいなかったこと。怪我?!と思ったらベンチに。実況の話では第一節でしか活躍できずこの日初めてスタメン落ちしたとのこと。それがいけなかったのか、ブレーメンは早い攻撃と正確なクロスを有効に使い、前半だけであっという間に3得点。後半からインスーアが出てくるに違いないと確信したのですが、なぜか登場は70分でした。3-0でずっと負けているのになぜ?? 監督から信頼されていないの?? お顔のほうはバラックをラテン系にしたような感じ、ワイルド系ですね。プレーのほうは・・・味方からあまりボールが来なくて、ちょっとみんな意地悪なんじゃない?と思ってしまった。時間が短すぎてよくわかりませんでしたが、特別なことはやっていなかったような・・・。「アルゼンチンで一番上手い選手」「フリーキックが武器」「ボカで決定的な仕事を何度もやってのけた」とあるのを読んだので、ものすごい選手なのは確かですが、今の時点ではダレッサンドロよりもインスーアが選ばれたのはアンフェアーと言わざるをえないような。アイマールと比べても調子はパブロのほうが良いように見えました。(あっ、レバンテ戦を見ていないからわからないか。)でも、代表監督が元ボカ監督では、どうしようもないのかな。リーベルの元監督が代表監督なったりすることはないのかしら。

ボルシアMG復活を願う:こちらを読むと、ボルシアMGの現状はびっくりするくらいサラゴサと似ているような気がしました。
「中盤はダイヤモンド型。ただ、突破力のあるサイドMFがいない。守備力と展開力を兼ね備えたボランチはいない。故にこのフォーメーションだとボールが奪えず、波状攻撃を受けやすい」ですってよ。そのままサラゴサじゃない!! 確かにサラゴサがブレーメンとやったら4-2ぐらいで負けそうです・・・。(サラゴサの場合、最低1点ぐらいは点は取れるでしょうけれどね。)

最後にまたAupaの掲示板ネタですが、アイマールのスレッドで「アイマールを批判すると傷つく人たちがいるのはわかるが・・・」という書き込みがあってちょっと苦笑しちゃいました。心からパブロを愛していると思われるアルゼンチン人数人がいて、少し過敏で感情的なレスを付けていることがあるんですよねえ。他人事ながら、私ですら読んでいて冷や冷やします。彼らは「別に傷ついていないよ」と返事していましたが、以前にAsにあったとおり「兄や親友に対するような優しい崇拝の気持ち」をパブロに対して持っているんだなあとしみじみ。そういう気持ちを起こさせる何かがアイマールにはあるんですよね。(でも、パブロはバレンシアでは一部の人々に憎まれてもいますね・・・。)

今週最後の練習

2006年10月07日 16時17分58秒 | Liga06-07
何かを検索していて、間違ってバレンシアの別の掲示板に行き当たり、今年の7月頃のスレッドを読んでしまいました。ああ・・・この数ヶ月のことが悪夢だったらいいのに、なんて後ろ向きになってはいけませんね。バレンシアはもうパブロのことは忘れているのだから、私も忘れなくちゃ。

さっきLos Gatosという町に食事に行ってきました。このあたりはスペイン語の地名だらけ。Los Altos、Palo Alto、San Mateo、Santa Clara・・・。El Camino Realという大通りもあります。The Royal Roadという感じ? でも普通のアメリカのただっ広い道なんですけどね。日本人は「エルカミ」と呼んでいます。
さてそのLos Gatos(The Cats?)のレストランにアルゼンチンの赤ワインがあったので飲んできました。メンドーサと書いてありましたが、どのへんなのでしょう? フランスのものよりあっさりしていて美味しかったけれど、最高に明るい気分にまではなれなかったなあ。

金曜日で今週のサラゴサの練習は終わり。土日はお休みとなります。
金曜日はカンテラのチームと練習試合をしましたが、ビクトル・フェルナンデスは初めてセラデスとポンシオにダブルビボーテを組ませるシステムを試しました。左にオスカル、右にダレッサンドロ、トップ下にアイマール、ワントップがラフィータ。ポンシオのところにサパテル、ラフィータのところにD.ミリートを入れて、この布陣でソシエダ戦はやるかもとぺりオディコは予想。この前半の結果はラフィータとオスカルのゴールで2-0。ダレッサンドロがとても良かったそうです。後半はG.ミリート、ポンシオ、アイマールが抜けた同じ布陣でテスト。今度は得点なしだったそうですが、たぶんダレッサンドロがトップ下だったのでしょうね。パブロ、あまり調子が良くなかったのかなとか、監督はダレッサンドロを真ん中にしたいのかなとか、いろいろ考えちゃいます・・・。

この練習の後、ビクトル・フェルナンデスは記者会見をしました。Entrevista | Víctor Fernández わかりやすくて筋の通った内容の話なんですけど、長いので訳すのは大変。日本語ニュースになるかもしれないし、英語訳でもよくわかるので、アイマールたちのことを話しているところだけ:
-アイマールとダレッサンドロは重なっているようには見えませんか?
「何度かはそうしたことがあったかもしれない。しかしその他のときは、彼らは自分たちのスペースを見つけ、ワンダフルなサッカーをしている。私は、前には進まない議論に巻き込まれるつもりはない。良い選手たちというものはお互いに邪魔にはならない、さらに強力になるものだ。彼らに知性があれば、自分たちの領域を見つける。バルサのシャビとイニエスタについても同じことが言われているが、誰でも彼ら二人を一緒にプレーさせることが贅沢であることを知っている。アイマールとダレッサンドロが良いプレーをすれば、違いを生み出すだろう。必要なのはプレイする時間を長くすることだけ、彼らにとっても全員にとっても。」
ペケルマンとは正反対に、とりあえず力のある選手は全員ピッチに送りこもうという考え方のようですね。それが機能するのかどうかは、We will see.....

テニスラケットの謎

2006年10月06日 15時45分41秒 | Liga06-07
イチローさんのこちらを読んだのですが・・・サラゴサ取材後記 パート2  アイマールが元気にしているかを知りたかったんだけどなあ。あっ、そういうことは雑誌の記事に載っているのかも。でもシリコンバレーの紀伊国屋にサッカー雑誌は売っていないんですよね。まあしかたがない。Oleに載っていた写真はこのときのものですね。イチローさんの写真のほうが断然綺麗です。
ただ、
【サラゴサのスポーツ新聞、『エキッポ』】
この新聞すごくないですか!
一面トップがサラゴサのピボーテ、サパテールですよ!(渋っ!)
とあるのを読んで、どこが渋いのか全然わからなかった私はもう立派なサラゴサファン?(苦笑) いえ、だってサパテルはバレンシアにおけるアルベルダですから・・・。(Equipoを今まで英語読みしていました。そういえば、queはケですし、quiはキですもんね。)この新聞もスーペルやOleみたいに表紙がネットで見れればいいのに、ウェブページを眺めた感じでは見れなさそうです。

オフィシャルにセルヒオ・ガルシアが高熱を伴う扁桃腺炎で木曜日の練習を欠席、金曜日も無理そうとあるのを読んでびっくり。 ピケといい、そういう風邪が流行っているのでは?! エベルトンの替わりにがんばってもらわなくてはいけないセルヒオが心配ですし、高熱なんて聞くといろいろ思い出してしまう。アイマールにうつりませんように。しかし病気や怪我の多発するチームだなあ・・・。

Aupa掲示板では「このまま中盤ダイアモンドで行くか、ダブルビボーテにするか」の議論が盛んに行われています。アンケート結果では42%がダブルビボーテ、57%がダイアモンドを望んでいるようですね。ダブルビボーテは守備的だから嫌という声も根強い一方、こんなに点を取られていては勝てないという危機感も強く・・・。
サパテルは中盤の底に絶対必要だけれど、ポンシオとサパテルではゲームを組み立てられない、アイマールとダレッサンドロが後ろに下がってボールをもらいにくる場面が多くて、スピーディな攻撃ができない。その上守備はとんでもなく不安定。このへんが問題ということですね・・・。 VFの解決策はどんなものになるのでしょうか。

ところで、水曜日の朝にサラゴサのショッピングセンターでアイマールとダレッサンドロがテニスラケットを買っていたそうです。買ったばかりのラケットを持っていたのはパブロで、嬉しそうな様子だったとか。なぜ今テニスラケットを?!と不思議ですが、二人でお買い物に行くぐらいだから仲はいいんですね。安心しました。(アグスティン君のお誕生日は今日でしたっけ? でも2歳の男の子にラケットのプレゼントのわけないし。サッカーボールならともかくね。)

楽しい話題から打って変わって、Oleにはバシーレのインタが。あのワールドカップ以来、代表の話を読むのには痛みがつきまとっていて、心がひりひりするんですよねえ。一人ずつの選手について話していますが、パブロの名前が出てくるのはここだけ。
「リケルメの引退は心配だ。彼は偉大な選手だから。インスーアやアイマールといったほかの選手はいるけれども。」
またその他大勢の扱いっぽいかなあ(涙)。この前の日曜日インスーアの試合を見ましたが、そのことはまた明日にでも書くことにして。
今回召集されたアイマールたちは日曜日の夕方ムルシアへ出発しHotel Siete Coronas Murciaに滞在、木曜日の朝10時50分頃にマドリッド経由の飛行機でサラゴサに戻る予定です。