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[リーガ第6節]レアル・ソシエダ1-3レアル・サラゴサ

2006年10月16日 17時06分51秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
やれやれ、安堵しました・・・。カリフォルニアでは日曜日朝の8時からの試合だったもので、朝起きた途端から緊張してかなり憂鬱。前半28分にまたペナルティで先行されたときは、奈落の底にまっさかさまの憂鬱さ加減でしたが、すぐにリバスの赤紙→ラッキーなPKゲットで苦しい時間は少なくてすみました。後半にディオゴの勝ち越し点とディエゴ・ミリートの駄目押し点。ラジオを聞いていたときは、ミリートの得点のほうにアイマールが絡んでいるのに気が付きませんでした。Aupaの動画を見ると、ものすごい勢いでサイドを走ってセルヒオ・ガルシアにパスしていますね。ディエゴが決めた後一人でガッツポーズするパブロ、気合入っています。(そんなパブロに、ミリートとセルヒオが「一緒に喜ぼうよ」と近づいてきたのが上の写真ですね。)

新聞によって試合の評価もアイマールの評価も違うというか、捕らえ方が違っていて、実際のところどうだったのか今ひとつはっきりわからない試合ですね。
Asの試合レポはやけに詩的で、私のスペイン語読解力では正確な意味が捉えにくいのですが。アイマールについて書いてあるところだけ少し載せてみると:


アイマールはサッカーを祭壇の飾りのような輝く小さな喜びへと変えてみせた。彼の指揮は1-3のシーンで見られた。シンプルな、だが正確なタイミングの優しいタッチで行われたパス。それはあっという間に消えゆく瞬間で、知ることなしに知っていなければならない。アイマールは頭の中でその時間を書き込んでいた。彼はガルシアにパス、ガルシアは針に糸を通すような弓なりのクロス。そしてそこにはプリンス(D.ミリート)がいた。


動画を見ると、セルヒオ・ガルシアのクロスも最高のタイミングの素晴らしいものですね。ライブでこの3人のプレイを見たら、パブロでなくてもテレビの前で思いっきりガッツポーズをしてしまいそう。

こんな風にAsは好意的なのですが、ヘラルドはこのミリートのゴールの後から試合終了までの32分間チームがやる気を失ったように見えることを批判しています。試合を見ていないからわかりませんが、どうやら1-3となった後はあまり攻撃をせずにだらだらプレーしたみたいですね。ブレーメンがブンデス最下位のチームと対戦して6-0で勝った試合を引き合いに出して、取れるだけ点を取らなかったことが不満のよう。
アイマール自身も試合には完全に満足ではないようで、コメントがヘラルドに載っていました。(試合後の談話でしょうか。ラジオを聴き続けていたら聞けたのかな。すぐに出かけちゃったから・・・。)
「最後の30分間、足を加速させたとは言えない。ときどき疲労が目立って、それが起きたことの説明になるかもしれない。それから、僕たちはまだもっと良い状態でプレーできる状態ではないと言わなければならない。少しずつ進まなければ。良いのは、こうして勝つことにより様々なミスを修正していけるということ。」
パブロとしてはまだまだという感じなのかなあ。ペリオディコも「左サイドのアイマールが生産性ゼロだったことが後の選手に影響を与えた。このポジションのせいで彼はあいまいな存在になり、後半まで敵を困らせることがなかった。ハーフタイムに調整が行われ、アイマールはいるべき場所、トップ下へと収まった。そして敵にダメージを与える火花をきらめかせることになった。」と書いています。

でもOleを見るとアイマールの評価高いなあ。メッシが8.5でトップですが、二番目に高い8.0という点がついています。ディエゴ・ミリートも8.0ですね。彼はこれで得点ランキングトップに立ちました。
アウェイでの勝利が3月19日のマラガ戦以来となるそうで、ビクトール・フェルナンデスはなにはともあれ喜んでいるようです。
「経過は少し妙な試合だった。我々は常に優位に立っている印象で、彼らはただの一度もシュートしていなかったというのにペナルティで先制されてしまった。幸いなことにすぐに追いつき、それからはもっと良い感じになった。しかしアウェイで勝つことは簡単なことではないし、まして3点を取ることは尚更だ。いくつかの私が満足していない点については改善が必要だ、例えばそれは緊張ということ。試合のコントロールと行き過ぎた気の緩みを混同してはならない。」
また特にアイマールへのファウルについても言及。
「この試合でアイマールが受けたファウルの数には心配している。前の試合を思い出せるものだった。私には理解不能だ。彼はボールに触るたびに地面に倒されている。信じられないことだ。そのために審判がいるはずなのに。」
パブロが受けたファウルの数自体は5ですから、いつもに比べて特に多くはないですけれど、これ以外にも倒されていたのかな。今回みたいに審判には早めにカードを出してほしいものです。そうすればディフェンスも無闇に体を掴んで止めたりしなくなるでしょうから。

R. SOCIEDAD 1
ZARAGOZA 3

Real Sociedad: Riesgo, Gerardo, Labaka, Ansotegui, Garrido, Aranburu, D. Rivas, Xabi Prieto, M. Alonso (61'), F. Felicio, Kovacevic (38'), Bravo, Juanito, López Rekarte, Garitano (38'), Novo, Skoubo (70'), Uranga (61')

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, G. Milito, Juanfran, D'Alessandro (75'), Celades, Zapater (85'), Aimar, S.García (66'), Diego Milito, Miguel, Piqué, Ponzio (85'), Movilla, Longás, Óscar (66'), Lafita (75')

Goles:

1-0 (28'): Xabi Prieto, de penalti cometido por Juanfran.

1-1 (34'): Diego Milito, de penalti que hizo Gerardo.

1-2 (54'): Diogo burla en el segundo palo a Xabi Prieto toca con sutileza a gol.

1-3 (58'): Diego Milito acaba a pase exacto de Sergio Gar?cia un contraataque de Aimar.

Árbitro: Ramírez Domínguez,