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[リーガ第5節]レアル・サラゴサ2-2レバンテ

2006年10月02日 16時23分01秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート

うーん・・・、言葉が出ない。嫌な予感はしていたけれど、レバンテは実は強かった?
開幕戦以来の久しぶりのラジオ観戦。実況の人が「なんとかかんとか、アイマー・・・カマーチョ、カマーチョ!なんとかかんとか~!!」と言うことがとっても多くて、ああアイマール、ボール取られているなあって(それにカマーチョって一体誰?!)。ラジオだと実況のおじさんたちは相手のゴールをほとんど言わないものだから(バレンシアのラジオよりもっとこっそりなんだもの)、用事をしながら聞いているとすっかり聞き逃して、数分してからAsの文字実況にレバンテにGolの文字を見て愕然としていた私。それも二回も。

なんとか後半追いつきましたが、これから厳しいですねえ・・・。5ヶ月ぶりに雨は降るし、日系のケーキ屋さんに行ってケーキを食べたら少しは気が紛れたのも束の間、Asのクロニカの駄目な人がアイマールになっているのを発見してしまうし。「とても警戒されていて、努力はしていたがまったく試合の流れに入って行けなかった。」
そしてカマーチョさんはel duroのほうに。「良し悪しはともかく、サラゴサとアイマールを分断するための汚れ仕事をした。」

ビクトール・フェルナンデスの談話:
「前半我々は一分たりとも試合に入らず、すばらしい効率の良さを見せた敵に対して寛大とも言えるような態度だった。一方後半に我々は別の顔を見せた。光ったプレーをし、リスクを犯し、勝利をも呼び込める自殺的なほどのプレーを見せた。引き分けは、レバンテがした良い試合にふさわしいものでもある。
これから分析し評価しなければならないことだが、いまだに私はなぜチームがこれほど違う二つの顔を持っているのか理解できない。今回後半に入った選手たち(セラデス、オスカル、セルヒオ・ガルシア)は素晴らしかった。私は、苦難を前にしたときのチームの態度には満足している。
我々に必要なのは、もっと安定すること、堅固になること、90分間試合をコントロールする知識を持つことだ。しかしたくさんの新しい選手が加入したことを考える必要もある。」

うーん・・・。リスクが必要なときはリスクを犯し、そうでないときは守備を優先して90分を過ごすなんてこと、アイマールは完璧によく知っていると思うし何十回もそういう試合をしてきているのに、どうして新しいチームではできないのでしょう。
アラゴンの新聞もサラゴサのシステム上の欠陥を深く憂慮していて、さまざまな記事が。

エクイッポ紙より:


二つの顔
レアル・サラゴサは二つの顔を持っている。それはビジャレアル戦とレバンテ戦で見られた、順序は逆だったが。
昨日アラゴンのチームは前半に閉塞状態に陥り最悪のイメージをさらしたが、それは先週の日曜日マドリガルで素晴らしい前半の後に見せたものと同じだった。サラゴサは、継続性のなさという面と個人の質という面を持っている。天才たちがいると、サッカーが生まれ何もかもが容易になる。しかしチームは確実性、集中、相互理解、リズムを欠き、また後方であまりにも簡単にほころぶためにダメージを受けている。セットプレーについては言うまでもない。これはロマレダの恐怖となりつつあるほど。最初のチャンスにしろセカンドボールにしろ、サラゴサはあまりにも多くの選択肢を敵に与えているために、遅かれ早かれその代償を払うことになる。閉塞状態を抜け出す出口を見つけられなければ、試合は悲しいものとなる。
さらに別の問題も。ホームでの3試合では、サラゴサの攻撃エリアをふさぐために守備の壁が築かれ、サッカーは打ち消された。それが今まで見られたことであり、これからもリーガの間中見られるだろう。その解決策は理論上はアイマール。しかしアルゼンチン人はまだそうはなっていない。
つまり道は厳しいということ。しかし最後まで信じることが必要だ。


ペリオディコ紙:


チームはまるでジキルとハイドのよう。攻撃的で流れるような得点シーンのジキル博士と、短絡的な中盤と問題のある守備陣によるもろさのハイド氏の。新加入の選手が多いという公式の理由のほかに、守備的なビボーテがサパテル一人であること(彼は偉大な選手だがスーパーマンではない)、ダレッサンドロとアイマールがしばしば同じエリアで重なること、守備陣の不安定さ、サイドバックとの連携のなさが要因となっている。


だから、アイマールとダレッサンドロは重なると言ったのに・・・。でももう今更言ってもしかたないですね。なんとかビクトール・フェルナンデスが解決策を見つけてくれることを祈るのみ。今回の交代は的中したので、Aupa掲示板ではVFへの信頼感が格段に高まったようです。ポンシオを外したことを評価している人が多い・・・。ポンシオのいない試合のほうが勝っているというのは事実ですね。
ピケの交代は、39度の熱があり本人からの要請により。最初からプレーするべきではなかったような。

Zaragoza 2
1-2. min.60. Celades
2-2. min.78. Diego Milito

Levante 2
0-1. min.21. Camacho
0-2. min.44. Kapo
El partido en imágenes

2 - R. Zaragoza: César; Diogo, Piqué (Celades, min.46), Sergio Fernández, Juanfran; Ponzio (Oscar, min.46), Zapater, D'Alessandro, Aimar; Ewerthon (Sergio García, min.72) y Diego Milito.

2 - Levante U.D.: Molina; Descarga, Alvaro, Alexis, Rubiales; Camacho, N'Diaye; Ettien (Carmelo, min.83), Riga (César, min.87), Kapo; y Luyindula (Tommasi, min.64)

Árbitro
Teixeira Vitienes, del C.T. Cántabro.
Amonestó con tarjeta amarilla a los visitantes Camacho y Alexis