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と書いて終わりにしようかと思いましたが、昨晩Nacionに載ったインタビューを訳しておきます。悲しい反面、少しは気が紛れるので。
-ロマンの代表へ別れを告げる決断についてどう思いますか?
「ロマンの決心について意見を述べるには彼の立場に立たなければならない。僕は幸いにも意見を言う立場にはない。僕の意見はこれだけ:彼の状況を経験してみなくては。これが彼にとってベストであることを願っているけれど、あらゆることについて、ずっと意見を述べている人々がいることをわからなければならない。それはいいことではないよ。サッカー選手について話をするときは、そのプレーについてのみであるべきで、他のことを話すべきではない。」
-大きなサッカーの責任は今やあなたかインスーアに降りかかることになったわけですが。
「僕にとっては代表入りすること自体がもう責任を意味しているよ。たぶんアルゼンチンでは、代表で悪いプレーをすることはお金を盗む政治家になることよりも悪いのかもしれない。そういうことがワールドカップの後にあったんだ。悪いプレーをすると大量のメールが送られてくるなんて。泥棒になることより悪いことなのさ!」
-ドイツ大会の後にそんな風に感じたのですか?
「いや、僕はほんの少ししかプレーしなかったから。でもプレーの責任はいつもある。ある意味いいことだよ。国際試合で母国を代表する20人か23人のチームの一部になることは誇りだ。」
-もうロマンがいなくて寂しく思いますか?
「人としてね。彼と会うときにはいつもとても楽しく過ごした。今日電話で彼と話したけれどすごく良かったよ。もちろん彼のプレーを見るのは最高だ。」
-代表は何を失うのでしょうか?
「世界でベストな選手のうちの一人を。彼は僕の友人だから僕は客観的になれないかもしれないけれど、彼は最高の選手のうちの一人だよ。」
-あなたはインスーアとプレーするのでしょうか?
「わからない、そう願っているよ。代表でプレーすることは偉大な選手たちと競争をすることだ。それはアルゼンチン人であり国を代表するときの良い点でもあり悪い点でもある。実際、僕は良いプレーをしたい。悪いプレーをするのは嬉しくないし、とても悪い気分で家に帰ることになるからね。」
-あなたの代表での全体的なパフォーマンスからすると、絶対的に確立された存在ではないという気持ちがありませんか?
「でも僕は代表に50回近く呼ばれているんだよ! どういう評価基準でそういうことが言われるのかわからないな。僕は試合数にはとても満足している。バレンシアでも人々は僕に同じ事を言った。「ああ、あなたは決してそういう存在にはなれませんでしたね。」でも僕はほとんどの試合でプレーしていたんだ。「どうしていつもいないのですか?」と言われたりね。繰り返すけれど、2回のワールドカップに出れて、また今3人目の監督の指揮するチームにいられてとても満足しているよ。」
-あなたの長期的な目標はなんですか?
「スペイン戦で良いプレーをすること。」
-次のワールドカップを考えているか聞きたいのですが。
「いや、僕はスペイン戦で良いプレーをして、その後どうなっていくかを見たいね。」
敗戦後のスペインとブラジル戦に敗れた後のアルゼンチンの試合ですが、どう見ていますか?
「ほとんど全ての代表チームがほとんどの試合で批判されるのは普通のことだ。僕らはその批判とともに生きている。でもこの試合は親善試合だけれど、ライバルが良いチームなので素晴らしい試合になるだろう。僕にとってはスペインが他の代表チームのほうが上だと考えていることが驚きだね。そうではないのに。ここスペインではそう信じることができないようだ。」
-あなたはいつもリオ・クアルトに愛着を持っていましたが、あなたの家を恋しく思いますか?
「もちろん。もしも僕が望んでいる全部の人々が僕の家から2ブロック以内に住むようになれば、リオクアルトを懐かしく思うこともないだろう。サッカーを止めたら、そこに戻って住むよ。」
-あなたの引退の日はいつですか?
「全然思いつかないな。真面目な話、まったくね。」
パブロはリケルメからいろいろ話を聞いていたようですね・・・。