黒田長政公

2007-01-16 17:51:31 | Weblog
黒田長政は関が原の合戦で大殊勲の戦功をあげ、家康より筑前52万石を拝領し筑前黒田藩の初代藩主となりました。青年時代は血気にはやり戦でも何度か生死の境をさまよったことがありました。また有名な話ですが、父黒田如水が荒木村重の為に伊丹有岡城の牢に幽閉されたとき、寝返ったと疑った信長は人質として差し出されていた長政を秀吉に殺せとの命令を出しましたが竹中半兵衛の機転で助かりました。長ずるにしたがい如水の薫陶を受け、素晴らしい治世を行いました。黒田藩が一度も国替えや領地没収をさせられず徳川300年の間徳川幕府に大事にされたのはすべて長政のお陰ではないかと思います。なおこの馬上の絵の中で尻の下に敷いているのは文禄の役で朝鮮に渡った時、勇猛にも退治した虎の皮です。柔な大将ではなかったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする