草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

ナンバンギセルの花

2006-09-09 | 庭の花いろいろ
ナンバンギセルはススキなどに寄生する植物で、夏の終わり~秋ごろに花が咲きます。

咲き終わってしばらく経つと種子ができ、やがて枯れます。
種は黄色でごく細かい粉状で、採ったらすぐに蒔くか、保存しておいて翌年の2~3月頃に蒔きます。

種まきの方法は、ススキ類の株元の土を掘ってススキの根にナンバンギセルの種が触れるように蒔きます。
大量の種がこぼれ落ちるので、自然に生えてくることが多いのですが、全く生えてこないこともあるので、毎年種を採って蒔いた方が確実です。
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2 コメント

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Unknown (にんにん)
2006-09-10 17:34:42
この花には独特の風格がありますね。しかも半寄生植物は維持が大変そうです。庭のネジバナを掘り上げて栽培したことがあるのですが、だんだんやせ細ってきて最後には・・という感じです。

まだ実物を見たことはないのですが、こんな花を維持されているくまさんの栽培技術には脱帽です。
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Unknown (くま)
2006-09-10 20:00:58
ネジバナは庭植えでも鉢植えでも種から生えてきた株は簡単に栽培できますが、植え替えると上手くいかないことが多いですよね。

私は植え替えた株を花が咲く前に枯らしてしまう事が多いです。



ナンバンギセルの栽培はとても簡単ですよ。

毎年種を採って蒔いた方が確実だ、などど書いている私も実は今年は蒔いておらず、画像のものも自然に生えてきた株です。



鉢植え栽培ですが、ススキやキキョウ、ツルボなど(あと、他の鉢から飛んできた種から生えてきたスミレも)を、直径40cmくらいの大きなプラ鉢に植えてある鉢で、鉢が大きいため、1週間くらい晴天が続いたとき以外は水やりもしませんし、肥料も全く施していません。

おまけに10年近く植え替えもしていないという、超ほったらかしの鉢ですが、良く育ってます。

あとこれとは別に斑入りイトススキの鉢にもナンバンギセルがありますが、そちらは25cmくらいの鉢なので、普通の鉢植えの水やりをしていますが、それだけでもちゃんと咲いてくれますので、ススキさえあれば栽培はとっても簡単な植物だと思います。
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