草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

今年のさくらそうの植え替え

2013-12-16 | ひとりごと
鉢の土が冬の間に凍ったり溶けたりを繰り返すうちに赤玉土の粒が崩れて水はけが悪くなりやすいこともあって、今年はやや遅めに2月頃にさくらそう(日本桜草)の植え替えをしようかとも考えていたのですが、それでは十分な作業時間が取れずに時期を逃してしまうこともあるかと考え直して、少しずつ作業を進めることにしました。

現時点で、芽を一つずつに分けて古い根茎と根、根腐れした根を切り取って除く作業と、実生の植え付けを終えることができました。

自分が栽培にかけられる時間的余裕に対して栽培する数を増やし過ぎれば結局は手入れが行き届かなくなり、せっかく数多く栽培しても枯らしてしまうものが増えてしまうということも考えられます。

今年は栽培スペースの都合から、入手してから5年以上経ってこれまでに何度も花を見ることができた品種の一部を1、2芽植えの9cmポット1つだけに数を減らしてみましたが、結果的には1、2芽しか植えていなくても、枯死させてしまった品種は一つもありませんでした。
もちろん性質が弱く栽培が難しい品種は予備を多く作る必要があると思いますが、それほど弱くはない品種ならば少量ずつの栽培でも大丈夫かなと感じました。


画像は9cmポットで栽培した株です。
部分的に根腐れしている根が少し見られたので、腐った部分から先を切り取りました。
芽の大きさや根の数や長さは、可も無く不可も無しといったところです。


こちらはやや大きな芽が2つに増えていた株です。
土を落して古い根茎を切り取ってからポットに戻して画像を撮ってみたので、根がいっぱいで余裕が無さそうに見えますが、このくらいの芽だと実際に植えるのは1芽なので根も約半分になります。

来年は今年よりも多くの時間をさくらそう栽培にかけられる見込みはない、というよりもより一層少なくなることも考えられるため、少ないスペースで多くの品種を効率的に栽培できる9cmポット植えをさらに増やしてみようと思います。


私の栽培方法の場合、5号鉢は9cm~10.5cmのポットと比べて作柄が不安定で、かなりひどい根腐れになってしまうことも少なくないので、今度の植えつけでは我が家の庭の中では比較的日当たりが良い場所の棚に並べておける8鉢だけにして、用土、施肥や水やりなどの手入れ、夏の暑さと強い日差しへの対策などを工夫して、鉢に適した栽培方法を摸索していきたいと考えています。
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