草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう実生苗の芽

2013-02-07 | さくらそうの交配と実生
枯れ葉や落ち葉で見え難い状態だったのでうっかり見落としていたのですが、小型のプランターに植えたサクラソウ実生苗の1株だけが既に葉が10枚ほどに育っていました。

庭の中では北風を避けられて暖かいらしく、品種ものの鉢を置いていても葉が出るのが早い場所ではあるのですが、同じプランターの他の株はといえば、画像上の方に写っているように少しだけ葉が覗いている状態か、全く影も形も見えない状態なので、この株だけずいぶん早いようです('_')

交配時に花粉を使った親株が葉に毛の多い野生種だったのですが、この苗もその性質をある程度受け継いでいるらしく、葉に毛が目立って白っぽく見えます。


昨年私が播種した実生苗の中で最も成長が速く、大きな株に育っていた苗が植わっているプランターの芽です。

増し土をするまで見えていた芽も丸く大きい感じがしたのですが、沢山の葉が出てきそうに見えます(^_^;)
芽を分けていないので、何個かの芽から出た葉が一つのかたまりに見えていて余計にそう見えるということもありますが。

この苗を見ていてふと思った事ですが、ジベレリンの説明書によると、植物によっては生育促進のために茎葉に散布、あるいは根や球根を浸けたりする使用法もあるようですが、発芽促進のためにジベレリン溶液に種子を浸けたサクラソウにも生育促進効果が現れたりするものなのでしょうか?
種子が吸収したジベレリンの薬効が発芽以後にも持続するのかどうか私にはわからないので、そうでは無いのかもしれませんが・・・

種子をジベレリン処理したものとしないものを栽培して比べてみたい気もしますが、ジベレリンを使わないと育苗期間が一年長くなるので、場所の確保が大変になりそうです。


これは昨年咲いた実生の花と'御殿桜'を交配した苗です。
ポット植えも含めてこの交配の苗は葉が枯れた12月の段階で他の交配の苗と比べて葉が小さくて葉の枚数も少なく、今年咲いてくれるかどうかちょっと不安もあります。

昨年播種した交配親が違う3種類の苗を見ていると、芽が大きく育ちやすい品種を両親に選んだ方が生育旺盛な苗が得られる可能性が高いのかなと思ったりします。
'御殿桜'は花色が綺麗で花弁の型が整っているので交配親に選んだのですが、私が栽培すると根腐れしやすかったり、芽が大きく育ってくれない年もあるもので・・・


違う場所に置いている鉢からも1つだけ芽が出ていました。
これは複数の芽を植えている鉢ですが、どうやらこの芽だけが浅植えになってしまっていたように見えるので、その影響もあるのかもしれません。
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スノードロップとプリムラ

2013-02-07 | 庭の花いろいろ
前回アップしたときにはまだ蕾だったスノードロップが5日あまり前から咲き始めました。

昨年の秋、根が伸び始めた頃に植え替えたのでちょっと心配していたのですが、無事に咲いてくれて良かったです。


プランターに植えてみた株も少し遅れて咲き始めました。
後ろに写っている芽はチューリップ'ライラックワンダー'の開花しないような小さな球根の芽です。


白花のプリムラも先週咲き始めました。
かなり前から毎年枯れずに咲いてくれているもので、株が小さくないのでジュリアンではなくポリアンサかなと思われます。


昨年夏に種を蒔いて1株だけ枯らさずに育てられた苗(昨年9月の様子)にも蕾らしきものが・・・
どんな花が咲くか楽しみ!

9月に蒔いた株はほとんど枯れずに生き延びてはいるものの未だ本葉2、3枚の小さな苗なので、暖かくなったら1株ずつ植え替えようかなと考えています。
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