草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうの古土

2013-01-19 | さくらそう栽培記録2012〜2016
一昨年さくらそう(日本桜草)を栽培していた古土です。

植え替えてから一年余りが経過しているので、根はすっかり腐ったようで跡形も無くなり、根茎は少しだけ形が残っているものはあるものの完全に枯れている様子で、発酵が進んだ腐葉土のように指でつまむと簡単にバラバラに崩れてしまう状態になっています。

袋に入れて雨の当たる場所に置いていたため土が湿っていて、そのままでは篩の目が詰まってしまうので、袋から出して何日か乾かしているのが上の画像の状態。
少し乾いたものを篩にかけて、軽石や粒が崩れず残っている赤玉土はさくらそう用土の赤玉土の代わりに使い、細かなものはプランターでの野菜や草花栽培に使います。

以前、古土を篩にかけずにそのまま再利用したら桜草の根腐れがひどかった事があったので、その後は軽石や赤玉土の粒のみを再利用してみていますが、根腐れの状態は新しく購入した赤玉土を使った場合と同じ程度になりました。

一方、篩から落ちた細かい粒や微塵のようになった土でも、パンジー・ビオラやマリーゴールド、トレニアなどの一年草、大根やジャガイモなどの野菜は特に問題なく育てられました。

これらの事を考えてみると、さくらそうの用土は水はけが良いものが適しているのかもしれません。
栽培場所の気候や水やりの仕方などによって求められる要素が違ってくるとは思いますが・・・
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