草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

4月中旬のさくらそうの様子

2011-04-13 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年の我が家のさくらそうの開花は例年より遅れていますが、色付いた蕾の数が増えてきました。
昨年はうまく育てることができなかったのですが、一昨年あたりと同じような状態になりそうな感じです。
もともと私は栽培が上手ではない、はっきり言ってしまえば下手なので、昨年の開花(一昨年の栽培)がうまくいき過ぎていたような気もします。


別の鉢置き場です。
咲いているのは‘飯田高原’、その右下に見える白い蕾は‘雪車’です。

さくらそうは植物、生き物ですし、その成長は気候の影響を少なからず受けているように見えます。
気候は自然のことで、年によって違いがありますから、毎年同じように栽培していたのでは、毎年上手く育て続けることは難しくなります。

毎年美しく咲く花を眺めたいと思うと、植物の様子、気候の状況などを見て考えながら育てていくことが必要となります。
私の栽培を思い起こしてみれば、土の乾き具合を見ながら水やりする(液体肥料の施肥を含む)以外は、この数年は画一的な栽培をしていました。

さくらそう栽培を趣味として始めた頃は、何とか枯らさずに維持できているといった程度で、品種によっては花が咲かなかったこともありました。
それが、少しずつ栽培方法を変えていき、いくらか良い状態に育てられるようになったことに安堵したまでは良かったのですが、同時に油断してしまったというか、甘く見てしまったようなところがあったのだと反省しています。

我が家の広くはない庭の中の、10メートルも離れていない場所を比べてみても、鉢の土の乾燥の進み方や葉の成長の様子には、明らかな違いがあります。
全ての鉢を同じように栽培管理すれば、栽培者の手間が省けて楽ではありますが、昨年の私のように失敗する危険も大きくなるのでしょう。

なにしろ生き物と自然が相手ですから、人間の思惑通りになることは滅多に無い、ということを忘れないようにしなければと改めて思います。


‘桃の里’の蕾です。
昨年は大きな芽が3芽あったので4号鉢に植えていましたが、今年はポットで育てていたものから1芽加え、5号鉢に4芽植えました。

ただ、追加した芽は小さかったので、今年は咲かないようです。
成長に差が出てしまい、1株だけ少し早く育っています。


‘九重紅’の蕾です。
昨年1芽植えられた苗を購入した品種ですが、とてもよく増えていて、この3株の他に知人に2芽譲り、さらに花の咲かない小芽もあります。

手前の2株は、同じような大きさの芽を植えたのですが、花茎の長さに差が出てしまいました。
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