草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうの栽培方法を考える

2009-10-21 | さくらそうの栽培方法を考える
さくらそう(日本桜草)栽培においてこの時期は、春から夏のように水切れの心配をすることもなく、肥料を施すこともなく、雑草の成長も一段落しており、植え替えを始めるまでは特にこれといった作業はありません。
と言うわけで、過去の自分のさくらそう栽培を振り返ったり、改めて栽培方法を考えてみたりするのには良い時期と言えるでしょう。

書籍やwebから、さくらそうの栽培方法を知る事ができます。
おそらくどれもが悪くはない方法で、それらに従って栽培していれば、とりあえず枯らすことなく毎年花を楽しむ事ができるでしょう。

栽培方法を考える上で、どのような状態に育てれば良いのか、私なりに考えたことを記してみたいと思います。

・栽培している品種が枯れて絶えてしまうのを避けること。
・毎年花が咲くこと(花後に芽がしっかりと成長していること)。

上の二つは最低限の目標で、それらが達成できればそれで良いという考え方もあろうかと思います。
ですがその他にも・・・

・その品種が持っている性質を余すことなく現した美しい花が咲くこと。
・開花時に花だけでなく、花茎や葉、鉢も含めて全体が調和のとれた姿となること。
・省いても支障のない作業は省き、栽培にかかる手間を軽減させること。

まだ他にもあるでしょうし、十人十色といいますか、栽培者によってそれぞれ目標に違いがあるのは当然のことでしょう。

さくらそうに限らず植物全般に当てはまる事でしょうが、栽培環境(気候のほか、用土の違い、水やりや施肥の頻度や量、植え替え時期など、さまざまな事柄を含む)によって最善の栽培法というのは違ってくると思いますし、また、気候などは年によって違い、全く同じと言う事はありえないことから、栽培方法も年によってどれが最善なのか違ってくる、とも言えると思います。

結局、自分なりに工夫していくしかない訳ですが、多くの方々が言われている通り、一度生育が悪くなると回復するまでに長い年月を要する場合も多いさくらそうですので、栽培方法を変えるときにはまず数鉢で試してみて、問題が見られなければ翌年以降に他の鉢にもその方法を採用する事が、最も失敗が少ない方法だと思います。
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