My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

カップリングコンデンサをGUDEMANからCornell Dubilier(CDE)のPMに替えてみた。

2019-03-14 21:31:46 | 真空管アンプ

KT88 PPアンプのカップリングコンデンサをGUDEMANのオイルコンに交換してから約1か月経過して音も落ち着いてきましたので、予定通り次のコンデンサに変更しました。

今回使用したコンデンサは、前回書きました様に

Cornell Dubilier(CDE) ポリエステル・フィルム 0.068uF/600V USA

です。CDE(コーネル)製ではBLACK CATと同様に有名です。

ボディは緑色です。

使用前に、いつも通り容量値と抵抗値をテスターで測りました。

容量値は0.071~0.0728uFと定格0.068uFに対して少し大きめでしたが、これは経年で大体大きめに出るとの事。

抵抗値は無限大。

 

実装したところです。リード線にはテフロンチューブを被せました。緑が目立っています。

 

さっそく、電源投入して聴いてみました。さて、その音色は?

 

出音の第一印象は、カップリングコンデンサで、これ程までに音色が違うものかと、改めて驚きです!

今までのGUDEMANとは真反対の音質です。

GUDEMANはしっとりと色気のあるウエットな艶めかしい音でしたが、今回のコーネルPMはドライで丸裸な感じで清潔感あふれるCool Beautyと言った感じです。

レンジ的にも、GUDEMANでも出るべき音は出ていましたが、コーネル(CDE)のPMはそれよりもワイドレンジで張り出してきます。音量を少し絞らなければなりません。今まで聴こえなかった音まで聴こえ、同じ曲を聴いても新たな発見があります。

どちらが良いかは、聴く音楽や好みに依るでしょう。

今回のコーネルPMは、クラシック等綺麗な音楽で大編成のオケには良いでしょう。

ジャズ・ボーカルの場合は、もう少し色気が欲しいところです。

こちらも、暫くエージングして様子を見てみます。尖った音がもう少し丸くなってくれれば。

過去の経験では、フィルムコンの場合、エージングが進むと丸くなるので、今回も多分大丈夫でしょう。

このブログを書きながら聴いていますが、徐々に柔らかくなってきた様に思います。

(追記)

 暫く聴いていたら、高域寄りだった音もフラットになり、低域もバリバリ出る様になりました。

 少し尖った音も円やかになって来ました。良い感じで鳴っています。

 これはエージングで落ち着くまで、それほど時間は必要ないでしょう。

 

では、今日もCDを1枚紹介しましょう。今日はクラシック・ボーカルです。

歌姫キャサリン・ジェンキンスの「ビリーブ」です。名匠デイヴィッド・フォスターのプロデュース。

聞き覚えのある曲がたくさん入っています。ゲストも豪華。

私はこの人のコンサートを海外で見たことがありますが、絶頂期の素晴らしい歌声でした。名門英国王立音楽院卒業。

ビリーヴ
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ワーナーミュージック・ジャパン

 


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