My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管ソケットとピンの掃除について。

2024-06-08 13:11:23 | 真空管アンプ

もう季節は夏!。本日の外気温30℃。

暑くなってきましたので、真空管パワーアンプを発熱量の少ない物に入れ替えました。

今までは大飯喰らいのKT88 pp(GEC管)でしたが、これを245 single(RCA管)に交換。

 

・GEC KT88 pp(初段6SL7、ドライブ段6SN7)

 力強く粘りのあるエネルギッシュな音がします。主にJAZZ、ROCK、POP向き。

 

・RCA 245 single(前段6SN7 、整流管5X4G)

 爽やかな音がします。夏向き。

 音の切れ際、抑揚など細かい所まで表現してくれて上質な音です。

 

稼働前にひと通り真空管ソケットとピンを掃除しました。これ、いつもの儀式です。

真空管アンプを久々に稼働してみたら、バリバリと異音がしたり、最悪音が出なかったりで、大慌て、大切な球を壊してしまう事だってあります。そうで無くても、同じ状態で永く使っていると、音が何だかスッキリしなく、球を軽く捻るとバリッと音がする事だってあります。

所謂、球のソケットとピンの接触が不安定状態、接触不良ですね。

その様な事態に陥らない為、私の場合は、1ヵ月に1回くらいは、ここを掃除します。

サイクルが短い理由は、真空管ソケットが古い物である事や、使用球が古いヴィンテージ品が多いためです。

 

そこで本題です。

真空管アンプを愛用されている皆さんは、真空管ピンとソケットの掃除は、どの様にされているのでしょうか?

私の場合は、無水エタノール綿棒歯間ブラシ(Lサイズ)を使っています。

綿棒は、キトサンとか含まれていない綿だけの物(これを探すのも結構面倒)で、普通サイズの物と赤ちゃん用の細い物。

GT管ソケットには赤ちゃん綿棒、MT管ソケットには歯間ブラシ、ピン足には普通サイズ綿棒を使います。

使用する歯間ブラシは、これが良かったです。

 

この形状に惹かれました。

 

汚れが酷い場合は、ケミカル材で磨き、その後無水エタノールで研磨剤は綺麗に拭き取る様な処理をする事もあります。

それでも、熱で酸化が進みやすいので、1か月に1回程度は上述の方法で洗浄します。

使ってはいけない物は接点復活材です。以ての外、アウトです!。

絶縁性が保てなくなるだけで無く、熱による酸化が進みやすくなります。

MT管などピン間の距離が狭いものでは、ソケットの裏側のマイグレーションによるウィスカにも注意が必要です。

過去に高価なオーディオ用接点改良剤も使ってみましたが、なんだか音がスッキリ音がしません。曇って色がついてしまいます。

 

少しでもお役に立てればと思います。。。

 


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1 コメント

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Unknown (takeot2014 )
2024-06-10 20:58:27
私も無水エタノールと歯間ブラシ使っています。
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