My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

久々にTUNG-SOL 6550 復刻版を聴いてみた。

2019-02-26 12:20:19 | 真空管アンプ

TUNG-SOL 6550復刻版は、約7年前プッシュプル4本のうち1本を床の上に落とし割って以来使う事がなかったのですが、今回補充用の1本をたまたま安価で手に入れて久々に聴く事が出来ました。

この1本はAmazonで見つけた破格値の新品!。2,500円以下/本(新品)!。こんな出会いも有るのですね。

7年前まで使っていたものと並べてみました。一番右が今回購入。

以前のものは2010年9月、10月の製造ロット、今回入手したものは16年11月ロット。

以前のものには管壁に『OTK2』の印刷がありますが、今回のものは有りません。

内部も見てみます。上下マイカ板にあるスリットが狭くなっています。

プレートの上マイカ板から飛び出し部分の曲げが無くなり、ストレートになっています。

実は下マイカ板からの飛び出しの形状も変わっています。

手持ちのものは、流石にゲッターの減りが写真からもわかります。

 

早速、使用中のWinged C 6550C(Double Plate)から6550 Tung-Sol Reissueに交換してみました。

音質は、結構クリヤーで乾いた音になりました。

例えるなら(表現が正しいか?疑問ですが)、山葉ピアノの音から河合ピアノの音へ?。硬質なサッパリした音になりました。

暫く聴いていると、何か物足りないです。色艶とか潤いコクというものが無いです。

それにスケールがちょっと小さくこじんまりとしていて音に響きや広がりがありません。カチッとしている感じです。

音に飽きてしまいます。これは面白くありません。

6550C Winged Cを聴いている時は、いつまでも聴いていられました。KT88もその傾向だった様な。

こうなると本物のGEC KT88やGoldLionのKT88、Tung-Sol 6550の本物が聴いてみたくなります。

どんな音がするのだろう? がしかし、、、、如何せん値段が高いです!。

いつかはクラウン!(死語?)じゃないですけど、いつかは本物のGEC、いつかはWestern Electricですね。。。

 

まあ、取り敢えずWinged C 6550Cに戻そう。。。・・・戻してしまいました。

今回交換して、音質の違い以外にも得たことがあります。

それは、常用の6550Cの1本がエミ減になっているかも?と言うこと。

他の球と交換すると、この1本だけが同じバイアス調整位置ではカソード電流が約半分になってしまいます。

今まで回路調整等で酷使してきたので寿命が来たのでしょうかね。そろそろ交換かなぁ。

取り敢えずは、バイアス調整して使います。

 

KT88(復刻版)や6550CはAmazonでも買えるので価格変動も注視しながら検討したいと思います。

Genalex GOLD LION 真空管 KT88 /MQ マッチド4本組 ST 傍熱ビーム管 TGLKT88/MQ
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
Genalex GOLD LION

  


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カップリングコンデンサにGUD... | トップ | カップリングコンデンサをGUD... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

真空管アンプ」カテゴリの最新記事