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My Audio Life (趣味のオーディオ)

主にオーディオの音質改善について。
引越し先:https://kontakun2010.hatenablog.com/

新品のレコード針を買いました。

2025-07-16 15:09:24 | レコードプレーヤー

今のレコード針は、もう4年も使い倒したので、交換針を買いました。

針先もダンパーも一般的な寿命をとっくに過ぎています。

JICO製の交換針は、2014年に使い始めて、これで8本目です。

今でも交換針を作られている事が有難いです。感謝!。

SAS針や丸針も所有していますが、そこそこ解像度が有り厚い音のする「HE(Sダエン針)」が好みです。

製造年月日は、25年6月23日となっているので、製造されてから1か月未満です。

やっぱり新品は良いですね。何がって?、歪っぽさが無く、音の鮮度も良いです。

私の愛用カートリッジは「Shure V15 typeⅢ」です。これ一択です。

ケースとオリジナルのスタイラスも大事に保管しています。

 

シェルはSME製、リード線はAnalogrelax製の吟醸リード(WEブラックエナメル+ダッチボーイ半田)です。

交換針はAmazonでも購入できます。

 

使い込んでいくと、ダンパーも馴染み、もっと良い音になっていくでしょう。楽しみです。

 

そして、この暑い夏にぴったりの一枚。杏里のNo.1名盤「Timely!!」です。疾走感あり爽快です。

オリジナル盤です!復刻盤も聴きましたが、やはり違います。特に音の厚みと鮮度。

 

※「はてなブログ」にも同記事を投稿しています。

https://kontakun2010.hatenablog.com/

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レコード針を消磁してしまった⤵。 ダメ~、失敗の巻。

2025-07-13 13:17:39 | レコードプレーヤー

知識不足での失敗。事前調査すれば良かったのですが後の祭り。やってしまいました。

何を思ったのか、急にカセットデッキのヘッド用消磁器を取り出しレコード針を消磁してしまいました。パチパチ音が帯磁の所為でも思ったのかな。。。

消磁後の音を聴いてみると、音圧は小さくなり、音質もヘボくなっています。レコード特有のダイナミックさが全くなく、元気のない音になってしまいました。

レコード針(スタイラス)の構造をネットで調べてみると、カンチレバーの根元にマグネットが付いており、これを消磁してしまったらしい。少し調べれば分かった事なのに。

更に、私が使用している「SHURE V15 typeⅢ用スタイラス」は、このマグネットが板状の積層になっているらしい。

 

なんとか元に戻せないものかと、一晩落ち込みながら考えました。

そうだ!消磁器のヒステリシスを使い、再着磁出来ないだろうか?。

消磁する時は先端の磁力線を徐々に遠ざけてヒステリシスを収束させる事で消磁しますが、これを磁力線が出た状態で突然オフすれば、帯磁させる事が出来るのでは?

針先もそろそろ寿命なので、ダメ元でやってみました。

 

その結果、なんと!奇跡的に成功しました。音質も復活しました。以前使っていた同タイプのスタイラスと比較しても遜色ありません。

でも、4年も使っていて針先が寿命なので、交換針を購入の必要が有りそうです。

 

今回、初めての事なのに、下調べもしないで思い付きでやったが為の失敗の巻でした。

 

※「はてなブログ」にも同記事を投稿しています。

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諦めかけていた機械式腕時計が職人の手により蘇る~匠の仕事に感動~

2025-07-06 09:43:33 | 時計

10年以上、都市部の修理店を巡っても修理を断られ続け、諦めかけていた一本の時計。
スイス製の完全手巻きの機械式腕時計

 「モーリス・ラクロア マスターピース カランドリエ・レトログラード」

 

それが遂に、自分住むの町の一人の職人の手によって、見事に蘇りました。

手に入らない部品は自ら製作してまでも対応、仕上がりはまさに圧巻で、ただの修理を超えた“魂の仕事”に、私は深く感銘を受けました。
探し続けていた“答え”は、実はずっと前から近場にあったのです。


どの店に依頼しても「補修用部品が手に入らない」と断られ、私は次第に、使うことを諦めかけていました。

ところが――灯台下暗しとはこの事でした。

私の暮らす町にある小さな老舗の時計店。

白髪のおじいちゃんと優しいおばあちゃんが営むこのお店が、私の最後の希望となりました。

修理をお願いしたご主人は、御年85歳、時計一筋60余年の職人

私のほうから今まで他の店に断られた経緯を伝えると、主人はすぐさま時計を分解し、状態を観察しながら私に説明。

主人曰く「他の人が何か弄った形跡がありますね。本当の気持ちは、他人が弄った物は修理したくないけど、まあ、駄目元でやってみますか。一週間、お時間をいただけますか。」 と。

 

一週間でも早いと思ったのですが、「修理が出来ましたので、いつでも取りに来てください。」と連絡があったのは預けてから3日後。

その日に伺うと、「この時計に集中するために、そのあいだは店を閉めて作業してました。」と。
手に入らない部品は、自ら精密に削り出して再現。 0.5mmにも満たない小さな部品を鉄線から加工したと、見せてくれました。ルーペで見ても見えない位の極小部品2点。

歯車の磨き上げ、そしてネジの焼き入れ塗装までも。よく見ると他の小さな部品までも磨き上げてあります。まさに匠の技!現代の名工です。


再び私の手元に戻ってきた時計は、力強く“時”を刻み始めました。そして精度はメーカーの規定値よりも厳しくしてあるとの事。

自らの手でゼンマイを巻き、裏側のサファイヤガラスから、歯車、テンプの動きを覗いた時は「感動!」嬉しさが止まりません。

 

この時計のお気に入りは裏からメカの動きが見える所と、カレンダー(左側)が31日から1日になるときに針がジャンプする所(ここがレトログラード機能)です。この瞬間は堪りませんね。もちろん全体の容姿も気に入ってます。モーリス・ラクロアの2000年初代モデルにして代表作です。

 

今回、費用は掛かりましたが、それ以上の価値があります。この店に修理を依頼して本当に良かった。

あの老舗時計店、そしてあの85歳の職人の温かくも誇り高い手仕事に、心より感謝をお伝えたいと思います。

手元に戻ってきて、約1週間経過しますが、正確に時を刻んでいます。

 

※「はてなブログ」にも同記事を投稿しています。

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