My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

希少管、BRIMAR 13D5(ECC82/12AU7互換の高規格品)を入手。

2018-02-25 13:07:41 | 真空管アンプ

大変希少な真空管BRIMAR製 13D5を入手しました。

この球は、12AU7、ECC82の高品質、高信頼性管で、文献?(Web上の書き込み)によると、恐らく1960年代にイギリスの工場で生産されたNATOの軍用放出品と思われます。

NOS品で印字もしっかりしています。

ロングプレート(リブ有り)、大型Oゲッターです。「MADE IN ENGLAND」です。

FACTORY CODE? LOT No.らしき刻印も見えます。

上下のマイカ板に丸穴が空いているのも、ブライマーの特徴です。まあ、本物でしょう。

 

早速、6C33C FOX-BATのドライブ管に使ってみました。

今まで挿していたSiemens(シーメンス製) ECC81(12AT7)と交換です。

ECC81がどちらかと言うとダイナミックな音なので、交換直後は大人しい籠った音に感じました。

おやぁ~?と思いましたが、待て待て、そういえば、以前BRIMARの12AX7のNOS品を使った時も交換早々はこの様な感じの籠った線の細い音で、そのまま使用しないで置いていた事があり、(手放してしまおうと思った事もありました)、その後のエージングで大変貌を遂げた事を思い出しました。


そこで、音楽を流しながら、暫くエージングを続けました。

NOS品の使い始めは、暫くは通電のみで、その後に音を出した方が寿命を長くするとも読んだ事があります。

毎日数時間ずつ音楽を流して、延べ時間で20時間は経過したでしょか?

音が変化し始めました。抜けが良くなり、音に臨場感が出て、音に張りも出て力強くなりました。

帯域が広く、低音から高音まで良く伸びていて、情報量も多いです。

中高域に張りがあって、最初は締まりが無かった低域も締ってきました。

艶が乗ってくるには、もう暫くエージング、鳴らし込みが必要と思われます。

現在、初段SRPPはSeimens製ECC82、ドライブ段はこのBRIMAR製13D5となっています。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レコードプレーヤーDP-1200を... | トップ | 6C33C FOX-BATのカップリング... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

真空管アンプ」カテゴリの最新記事