ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

夕日を追いかけて

2012年10月22日 | えっせー
 昨日は素晴らしいお天気だった。出かけて家に帰る電車の中から大きな夕日が
見えた。梅ヶ丘の下りホームからも見えたが、きっと上りホームの方がもっと良く
見えるはずだと、階段を駆け下り、息をはずませて上りホームに行った。
 それなのに全然見えない。ヤッパリ下りホームだと、エレベータで上ったのに
ホームへ戻ったら、すでにもう夕日は半分しか見えず、あっという間に沈んだ。
 朝日も夕日もしばらく見たことがないわたしは、たまらなく太陽に会いたくなった。
でも…都会ではなかなか見ることがない。
 

 大きな朝日は、30年以上前に、ネパール空港で飛行機が欠航し、一晩空港で過ご
して、朝一番で飛び立つ飛行機に乗る時に、わたし達をまるで迎えてくれるかのよう
な、物凄く大きな朝日に、思わず皆で手を合わせたのは忘れられない。
 またインドのガンジス河の日の出は、思いのほか大きくなかった。
インド・リシケシの道場では、まだ暗いうち瞑想、アーサナ(ヨガポーズ)の修行が
行われたが、山だったため日の出は一度も見られなかった。
 夕日はサンセットクルージングで、随分色々な国で見たし、他の国でも夕日の思い出
は山ほどあるが、何故か日本ではあまりない。
 でも梅ヶ丘のホームを、夢中で追いかけた夕日は、もしかしたわたしの心の原風景
かもしれない。

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