ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス4

2010年07月29日 | アドバイス
  ☆気がついたら物書きの道が開けた
 あまりにも昔のことで話が前後するかもしれませんが、主婦だったわたし
は、ヨーガ教室二か所、ダンススタジオの経営者になり、一時はスタッフ
26人を抱えるような状態になりました。
 でも経営のことなど何も分からないわたしに、その頃ヨーガの生徒だった
人が「手伝わせて下さい」と申し出てくれ、人を雇うためのノウハウ、宣伝の
仕方など、多岐にわたってアドバイスしてくれました。
 長い人生ですが、わたしには絶えず、必要な時にそんな相談者が必ず表れ
サポートされたのは幸運なのでしょう。
 その頃もっとも売れていた「婦人公論」に、「ヨーガ教室」と言うタイトルで
すでに心理カウンセラーだったわたしが、心身両面について一年間連載したの
がきっかけで、物書きとしての道が開けたのです。
  ☆ 広言効果
 自分を高める方法の一つとして、わたしは「広言効果」を利用しました。
広言効果とは、目標を設定すると「わたしは00をやる」と、家族や友人達に
宣言する方法です。日本人は比較的控えめなため、「不言実行」タイプが多いよう
ですが、わたしは昔から「有言実行」タイプでした。
 他人に宣言したからには「恥をかきたくない」と言う気持ちが働き、そのために
工夫したり、努力したりすることが出来るからでしょう。
 またそのプロセスが、大変楽しいので、その目的に向かってがんばれたのです。

 これは今月のことですが、突然ピアノを買いましたが、そのレッスンを受けなが
ら、「来年の五月に発表会に出る」と宣言しました。
 また幼い頃に絵本で見て「よその国にはこんなところがあるのだ。行きたいなあ」
憧れていた「ポンペイ」は10年程前に行き、そのスケールの大きさに感動しました。
「ナスカの地上絵」や、空中都市と言われる「マチュピイチュ」も、同じような
動機でしたがでも、ペルーはあまりにも遠く、山道を長く歩くようなので、上り
坂に弱く、腰にもトラブルがあるわたしには、とても無理だと諦めていたのですが……
 でもある朝突然わたしの目に飛び込んできた、ツアーの広告を見て、問い合わせ
たところ、「これならわたしでも行けそうだ」と、夫の了解を得て、突然へ行くこと
に決めたのです。

 海外にはインド12回、ハワイ8回、カナダ、フランス4回、イタリア、アメリカ
3回など、再び行った10カ国を含めて、仕事がらみもありますが、多分数えきれない
ほどの国を訪れました。ペルーに行くと、世界中の行きたいところは、すべては走破でき
ることになったのです。いつもわたしは必ず「00へ行く」「00をする」と、他人
に話しましたが、それがはずみになったことは確かです。
 もしもあなたもやりたい事や、行きたいところなどがあったら、思い切って他人に
話しては如何でしょうか。多少勇気が入りますが、でもたとえ実現できなくても、
迷惑をかけるわけではありませんし、目標実現の原動力になる「広言効果」をぜひ
活用しては如何でしょか。








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