ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

懐かしい句会仲間からの手紙

2010年07月04日 | Weblog
☆ 楽しかった句会
 多分20年前位かと思うが、わたしはその頃俳句をやっていたが、先生が亡くなるまで
三年は続けていたと思う。忙しい合間を縫って、毎月開かれる句会に出席するのが
、時間がゆったり流れるので、とても気持ちにゆとりが感じられ、わたしは大好きだった。
 句会はある会場で開かれたが、メンバーはおよそ20人位、今なら私ぐらいの年齢から
まだ30代の人まで、いろいろな職業に人がいたが、一人一人の感性でつくる5・7・5の
俳句は、入賞を選ぶために回覧されるが、それぞれ味があり,読むのがとても興味深
かった。またその後の交流もあり、吟行(俳句をつくるためいろいろな場所を訪れる)
があるのも、滅多に訪れない場所なのもとても楽しかった。

一番遠方は松山だったが、その前には松島へも行ったが、その時に開かれる句会
は宴会も兼ねて本当に楽しかった。松山へ行ったとき、ものすごく暑く、先生が買った
かき氷を、わたし達に回し下さり「鷲尾山 師とわけあいし かき氷」と、作った愚句を
今突然思い出したが、その時の和やかな情景をありありと思い出した。
 その頃よく一緒に歩いていた三人の仲間で、一番仲が良かった知人からの手紙だった。
彼はわたしより大分年輩だったが、現在は病院へ行く以外、家からほとんど出ら
れないそうだ。あの頃は懐かしいという手紙だったが、もう亡くなった人も何人も
いるそうだ。俳句はとても創造的で楽しく、感受性を高める、また機会があれば
句会に出席したいと今でも思っている。わたしは懐かしい共通の一時を思い出させて
くれた知人に丁寧なお礼状を書いたが、月日の流れは、さまざまな変化があり、わたしも
今その過度期にあるのだと感じた。

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