ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ラストステージへの花束

2010年07月03日 | Weblog
  ☆ 夢みたい、ピアノがわたしの部屋に
 昨日ピアノがわが家に届いた。ピアノを習おうと思ったことは、20年以上前
だが、あまりにも忙しくそんな時間は作れなかった。
 それなのに、ピアニストの友人との会話から、まさしく「瓢箪から駒」になった。
わが家に孫のピアノがあるので、習うことにしたのだが、たった二回のレッスン
で買ってしまった。2百20キロのピアノが、クレーンで三階のわが家に入る様子は
なかなか壮観で携帯で写真を撮った。わたしの部屋でもあるカウンセリングルームに
収まったピアノは、茶色くてインテリアとしても素敵だった。
 幸いなことにピアニストの友人のご主人が、ヤマハのピアの担当で、そのため
随分便をはからって下さったし、これからは友人が出張指導してくれると約束して
くれた。わたしって何故こんなにいつもラッキーなのだろう。
 ピアノの習い始めは(特に高齢者は)片手で弾く人が多いそうだが、わたしは
両手が使えたのは、長年手や指のトレーニングのお陰かもしれない。

 さっき初めてピアノを見た友人に、「ベートーベンを弾くからね」と言ったら
「まさか」と言って笑ったけど、教則本はベートーベンの「よろこびの歌」だから
本当なのだ。でも間違いながらも両手で弾けるのは、何と嬉しいことだろう。
 同世代のクラスメート達に、レッスンの中で「声のトレーニング」を加えているが
明らかに以前より声が出てきたと感じられ、自分でピアノを弾ければ、そのために
工夫し、新しい「高齢者向きの声のトレーニング」も創作できる。
 また自分で作詞した「第二に青春」の伴奏も弾きたいし、毎日少しづづ練習
していれば、人一倍感覚的なわたしの感受性にも必ずメリットがあるはず。
 また、指を使うのは、頭の刺激になるし、最近物忘れが多いので、いろいろな
意味で限りなく可能性がある。でも一番初めに弾きたいのは、アンドレ・ギャニオン
シリーズに入っている「愛につつまれて」だけど……
 友人が「10月の発表会に出て弾いて」なんて言うけど、わたしはまだ始めたばかりで
他人と比べるとかなり不器用だし、音感も良い方でもないから、多分無理だと思う。
 一昨日は久しぶりにカラオケで楽しんだし、それにしても……わたしの毎日は
何とエキサイティングなのだろう。やっぱり神様に感謝しなくては。



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