ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

白けた気分がふんわりほぐれて

2010年07月11日 | Weblog
   ☆ 世田谷FMに出演して
 以前二度ほど出たことがあるが、相手がアナウンサーでないため、思ったことが
言えず、何とも地味でわたしの感性に合わなかった。
 少々がっかりした思いで家に帰ったが、夫も付き合いで留守、そのためペットは
お泊りで、いつもだったらペットの大歓迎を受けるのに、今日は静かなわが家だ。
 テレビをつけビールを飲みながら、何となく新しいドラマ「美丘」を見た。
ドラマの中は非日常的だけれど、大学生の気持ちがとても理解でき、わたしは
すっかりのめり込んだ。ヒロインは美しく余命いくばくもないが、自由奔放に
行動する気持ちが、スゴーク理解できた。
 まるで15歳の時のわたしのように……ヒロインのように美しくないわたしだが
もしかしてわたしの人生は、15歳から始まったのかも知れない。

 それまでは両親の支配下に置かれていたから、自由がなかったが、ある事件で
自意識が芽生えてから、その環境に順応しながらも、自分なりに奔放?に生きてきた。
 もともと天衣無縫とか天真爛漫と表現されるわたしが、自分をとても抑圧したのは
結婚してからだった。今では信じられないが、思い出せば、気がつかずに、また意識的にも
他人を振りまわしたことがあまりにも多かった。
 わたしの天性の性格に、もしも美しいルックスが備わったら、多分現在の平凡な生活は
望めなかっただろう。十人並みより少し悪かったルックスが、適度なコンプレックスとなり、
今の幸せにつながったのだとシッカリ認識している。
 でも、このドラマを見ていたら、白けた気持ちがスッカリ潤ったのは、精神衛生上
とても良いと感じた。やはりわたしは実に単純な人間。
 でもそんな自分がやっぱり大好き!と、陶然としながら思った。
 



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