ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「見えざる手」に導かれて(前)

2010年07月16日 | Weblog
   ☆ もう一人の自分が消えた!
 わたしは一度思い立つと、我慢が出来ずに、即行動に移す積極的な性格だ。
だからやり残したことはほとんどないため、もしかしたら傲慢に思われるかも
知れないが、30代の後半から自分だけのためなら、「いつ死んでも惜しくはない」
と思っているし、無論現在でもその気持ちは変化はない。
 長年電光石火タイプの自分と付き合いながらも、絶えず(それでいいの?)
(ちょっとやりすぎじゃないの)など、もう一人の客観的な自分と、心の中で対話
してきた。これは若いときからずっとそうだったが、「燃える自分」「クールな自分」
とがある程度納得するまで、必ず話し合いをしながら生きてきたつもりだ。

 だから燃えていながらも、どこか覚めているため、どんな物事でも、決して
のめり込んだことはなかった。そうして長年対話してきた「内なるもう一人の自分」
が、いつの頃か分からないが、気がついたら完全に消えていた。
 そのため、ここ何年かはまったく対話することなく、思いついたらまったく迷わずに
即行動しているが、もしかしたら、これって潜在意識の声(自己・インナーヴォイス)
と、わたし自身の「自我」とが一体化したのかもしれない、と考えるようになった。
 他人から見ると、衝動的、また唐突に見えるような行動でも、わたし的にはごく
自然な行動なのだ。子供の頃から潔く、決断力は抜群で、あまり迷いはないし、好運
なのか、失敗もほとんどなかった。
 「もっと慎重に」「止めた方がいいよ」と、友人は心配してくれるが、(わたしには
見えない強力な味方がついていて下さる)と、今では素直に信じている。




人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ