ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

雨の公園でリフレッシュ

2010年05月12日 | Weblog
  ☆心が洗われるような新緑
 人影もない静かな公園を歩いてみたが、雨にぬれた新緑がひときわ美しい。
雨に深呼吸しているような樹木の香りが、とても爽やかだ。
 そこにいるだけで、ささくれ立った神経が、優しく撫でられたような気分。
それにしても、カウンセリング体験に来た人は、未だかって会ったことがないタイプ
だった。あるパニック症状が治らず、母親(読者)の勧めできたようだが、一時間の
体験なので引き受けたが、まだ若く見た目は美しい人だったが、目はとてもきつく
「自分が嫌いです」「誰も信じられない」「自分を変える気にはならない」とキッパリ
言った。今まで病院へ通ったり、催眠療法も受けたらしく、それからは電車に乗れるよう
になったそうだ。わたしは「自分が嫌いな人は絶対に幸せにはなれません。自己否定
している人が本気で人を愛する(他者肯定)できると思いますか」「自分を慰めたり
労わったり、励ましたり、感謝したりしながら生きることが大切。自分をコントロール
するのはアメとムチ、いつも自分にムチばかり当てていては、自分が気の毒多分今の
あなたの症状は、心の悲鳴だと思う。もっと自分を愛さなければ、絶対に治らないで
しょう」など、滅多に言わない「絶対」を何度かくり返したが、あまり感じないようで
一応うなずいてはいるが無反応だ。

 無論そんな人は性格分析などできないので、「セルフ・ヒーリング法」だけを指導
したが、それには素直に反応したのは、エネルギーが、体の前後を回転している事実
プラスとマイナス方向を、自分が体感できたからだろう。
 これは簡単で効果的だから、ぜひ毎日行うようにと勧めたが、猜疑心が強いため
実際にやるのかどうか定かではない。さらに「リラクゼーション」を15分ほどしたが
それはかなりリラックスできたと言った。
 それにしても……たった一時間で、こんなに疲労困憊したことはない。
そのネガティブなエネルギーを払拭するために、外に出たが、広い世の中には現実に
こんなタイプの人もいるのだ、これから長い人生を、あのままの精神状態で過ごす
としたら、どうにもならないが、何ともともやりきれない気持ちだった。
 あんな精神状態では、こんな美しい新緑も、モノカラーでしか見えないのだろう。。


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