☆ 観光を一切パスして
するとその二人も、わたしと同じ気持ちらしく、「リシケシまで来てこのまま
帰るなんて、とても考えられない」と意見が一致し、三人で色々なアシュラム
を訪ね、研修したいと申し込んでみようと、意見が一致したのです。
すっかり意気投合し、三人でみすぼらしい茶店に入り、ヨーグルトで乾杯した
ところへ、日本人の女性が入ってきました。わたし達もびっくりしましたが
その人も嬉しいらしく、しばらく話しあいました。
その女性はインドに一年間以上いるらしいのですが、現在彼女が滞在している
アシュラムなら宿泊できるかもしれないと、それからわたし達をアシュラムに
連れて行ってくれました。そしてその事務所で、わたし達の事情を詳しく説明して
くれたのです。その交渉した結果、「ヨガニケタン、アシュラムに」に、一週間滞在
できることになりました。偶然とは言え何とラッキーでしょう!
その時は本当に、飛び上るほど嬉しくてなりませんでした。
研修の後はインド各地を回る、観光がセットされていたのですが、わたし達三人は
リーダーにパスすると言うと、大変嫌な顔をしましたが、「リシケシのアシュラムに
宿泊できず、満足できないから、もうしばらく滞在したいのです」と、ハッキリ
宣言しました。次の日リシケシを去る仲間を見送ってから、わたし達は「これから
ホントのヨーガ修行ができるのね。どうぞよろしく」と、お互いに固い握手しました。
☆ 「ヨガニケタン、アシュラム」に滞在できて
それから三人で、ヨガニケタンアシュラムへ向かいました。
そこは山の上にあり、力がないわたしは、自分の荷物を持って登ることできず
大変困りました。二人は「先に自分の荷物を置いてきてから、また迎えに来るから」
と言い、先に歩きはじめたら、若い男性が寄って来て「僕が運んで上げる」と、軽々
と持って運んでくれました。
それはわたしがインドで受けた初めての親切でしたが、彼とはときどき街で出会
い挨拶を交わしました。そのアシュラムはガンジス河が一望でき、素晴らしい環境
でした。そこに入った途端に、わたしはとても感動し、体に電気が走り、心が洗わ
れるような気分になりました。そして、(このアシュラムなら、わたしが求め続けた
瞑想がきっと得られる)と予感しました。
なだらかな雑木林の中に、白い宿舎が点在し、メデテーションホールの前には
美しい花が咲き乱れていました。その時、メデテーションホールの前で、美しい
笑顔で話しかけて下さったのが、わたしの一生の師である方でした。
あの時の情景と、真っ青な空と、アシュラム全体の雰囲気は、今でもわたしの
脳裏にインプットされ、今でもありありと、まざまざと思い出せて、多分一生
忘れることはできないでしょう。
するとその二人も、わたしと同じ気持ちらしく、「リシケシまで来てこのまま
帰るなんて、とても考えられない」と意見が一致し、三人で色々なアシュラム
を訪ね、研修したいと申し込んでみようと、意見が一致したのです。
すっかり意気投合し、三人でみすぼらしい茶店に入り、ヨーグルトで乾杯した
ところへ、日本人の女性が入ってきました。わたし達もびっくりしましたが
その人も嬉しいらしく、しばらく話しあいました。
その女性はインドに一年間以上いるらしいのですが、現在彼女が滞在している
アシュラムなら宿泊できるかもしれないと、それからわたし達をアシュラムに
連れて行ってくれました。そしてその事務所で、わたし達の事情を詳しく説明して
くれたのです。その交渉した結果、「ヨガニケタン、アシュラムに」に、一週間滞在
できることになりました。偶然とは言え何とラッキーでしょう!
その時は本当に、飛び上るほど嬉しくてなりませんでした。
研修の後はインド各地を回る、観光がセットされていたのですが、わたし達三人は
リーダーにパスすると言うと、大変嫌な顔をしましたが、「リシケシのアシュラムに
宿泊できず、満足できないから、もうしばらく滞在したいのです」と、ハッキリ
宣言しました。次の日リシケシを去る仲間を見送ってから、わたし達は「これから
ホントのヨーガ修行ができるのね。どうぞよろしく」と、お互いに固い握手しました。
☆ 「ヨガニケタン、アシュラム」に滞在できて
それから三人で、ヨガニケタンアシュラムへ向かいました。
そこは山の上にあり、力がないわたしは、自分の荷物を持って登ることできず
大変困りました。二人は「先に自分の荷物を置いてきてから、また迎えに来るから」
と言い、先に歩きはじめたら、若い男性が寄って来て「僕が運んで上げる」と、軽々
と持って運んでくれました。
それはわたしがインドで受けた初めての親切でしたが、彼とはときどき街で出会
い挨拶を交わしました。そのアシュラムはガンジス河が一望でき、素晴らしい環境
でした。そこに入った途端に、わたしはとても感動し、体に電気が走り、心が洗わ
れるような気分になりました。そして、(このアシュラムなら、わたしが求め続けた
瞑想がきっと得られる)と予感しました。
なだらかな雑木林の中に、白い宿舎が点在し、メデテーションホールの前には
美しい花が咲き乱れていました。その時、メデテーションホールの前で、美しい
笑顔で話しかけて下さったのが、わたしの一生の師である方でした。
あの時の情景と、真っ青な空と、アシュラム全体の雰囲気は、今でもわたしの
脳裏にインプットされ、今でもありありと、まざまざと思い出せて、多分一生
忘れることはできないでしょう。