ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

霧のサンフランシスコ

2010年05月09日 | Weblog
  ☆ サンフランシスコの思い出
 今日は朝からけだるい。アレルギー症状が出て、体がこんなときは危険信号だ。
わたしが寝込むことがないのは、自分の体の声に敏感だから、そのため約束して
いたこともすべてキャンセルした。一日ダラダラ過ごすことにしていたが、午後
から今度学会で講演するための、パワーポイントの写真を自分で撮ったものに
変えたいと突然思った。ピクチュアからきれいに取れた写真を選び、何枚か入れ
変えていたらすぐに疲れたので、ソフアーにひっくり返って、好きな曲を流していた。
 すると、「霧のサンフランシスコ」が流れ、一緒にメロデーをハモっていたら、あの
情緒があるサンフランシスコの街を、急に思い出した。
 サンフランシスコは二泊したが、次の夜にツアーの仲間10人位で、電車で街に出て
ディスコに行った。帰りは遅くなったため、すでに電車はなく、タクシー三台に分乗して
ホテルに戻ることにした。ところが、男性が先に乗ってしまい、わたし達は最後の車に
乗ったが、常識的には男性がサポートするはずなのにと、わたし達は唖然とした。
一番最後のタクシーに乗り、ホテルに帰ってすぐに寝た。
後で聞くと一番遅かったわたし達のタクシーが、道順が違ったためか、最も早く
着いたらしい。そんなこととは露知らず、先に帰った男性達は、「女性三人だけ残
して悪かった」と気がついて、全員が揃うまでロビーで待っていたらしいが、わたし
達がまだ戻ってこないと思って、大変心配したようだ。

 それからあまり帰ってこないので、あちこちに電話をして、大騒ぎしていたらしい。
夜中に電話で起こされ事情を知って驚いたが、ことに外国の場合には、注意を払う
べきだと実はわたし達は、少し憤慨していたけれど……
 それからその人達とすっかり仲がよくなり、帰りは大変楽しかった。
その後写真交換をしたり、何度か一緒に食事したりしたが、いつの間にか縁が切れ
たが、旅行中は仲が良くなっても、なかなか長続きしないのが普通らしい。
 それにしても……海外旅行はもう卒業だと思っていたのに、来春もう一度オランダ
へ行くことを決めたけれど、また急にサンフランシスコにも行きたくなった。
有名なブリッジ、坂が多くて、電車が走っていて、真夏なのに寒くて、でも、何とも
情緒がある街だった。考えたらこの35年間以上は、毎年仕事も含めて、多いときは
5・6回海外に出たが、まったく行かないのは今年が初めてだった。
 でも、いろいろな生活の状況の変化や、長時間の機内などは腰に響くし……と考えた
ら少し気持ちが萎えた。
 


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