「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

金のなる木を食べました。

2007-08-20 20:51:36 | 小児医療

本日8/20の診療を終え、一息ついた時に、
電話が鳴りました。

「こども(乳児)が、『金のなる木』のはっぱを食べた」
というのです。


たっちが出来、テーブルに手が届く。
よちよちあるきで、部屋を移動することが出来る。

その頃に起こりやすい、事故が、
異物誤飲(へんなものを食べる)
異物御嚥(へんなものを気管に詰まらせる)
です。


調べてみました。

金のなる木(カゲツ/ クスクラ ポルツラセア)
は、食べても“無毒”な観葉植物です。


観葉植物がはやり、こういうことは、
よく起こります。
たいてい無毒ですが、
どうぞお気をつけください。

子どもにしてみれば、金のなる木のはっぱは、
食べれると思うに違いない。
肉がついていて、
おいしそうに見える葉っぱですよね。


ついでに言っておきます。
絶対、食べてもらいたくないのは、
『たばこ』です。
ニコチン中毒で、たばこ一本が致死量です!!
ニコチンの小児致死量10~20mg。
たばこ1本:ニコチン16~24mg含有。
不幸にして、もし、食べたら、急いで吐かせ、病院へ!!

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