「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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予特教育費での議論:月一小改築、晴海西小中の学びでの一体的な連携体制、子どもの声の政策反映、ICT活用の教師多忙解消、図書館ボランティア、エコ農作物採用

2024-03-16 18:14:38 | 財務分析(予算・決算)

 教育費の質疑の概要を記載します。

 詳細は、後日出る議事録でご確認願います。


1、月一小学校、改築の時期

回答:令和10年整備

小坂要望:地域と話合い改築手法の検討を。月一小だけでなく、改築の必要性のある学校はあるかもしれない。きちんと予測を。


2、①分校の学年編成の理由、②晴海西小中一貫校導入の考え方、
  ③小学校と中学校の職員室が一つで同じ部屋に共存する構造である。晴海西小学校と晴海西中学校の校長は同じひと一人ということでよいか。
 
①回答:何を重視するかで変わってくる。
 近くにこども園もあり、そのこども園との連携も考えた。
 3年生でリーダーシップが取れるように
 そして、本校で、4~6年の中で育つ。

②回答:小中一貫校という形の学校体制をとるとした場合は、“小学校、中学校が同じメンバーということとなる。”
 中央区の中で、なじむかどうか。
 小中一貫の義務教育学校の中には、小学校の卒業式を行わない学校もある。
 地方では義務教育学校として小中一貫を行っているところもあるが。

③回答:東京都の内示をまっている。決まり次第議会に共有。

 
小坂要望:ⅰ)晴海西小中は、ⅱ)職員室が一つ、ⅲ)校長先生は一人(現段階で不確か)、ゆえ、小学校と中学校の連携体制を強化し、小中の一体的な運用をぜひ行っていただきたい。
 まだ、時間があることから、分校の学年編成の理由、晴海西小中一貫校導入と併せて保幼小の連携など、専門家も交えた学校のありかた検討会を立ち上げ、検討してはどうか。
 晴海西小学校と晴海西中学校の校長は同じひと一人ということになればなおさら、一貫校体制の運用をお願いする。
 
 
3、子どもの声を政策に反映すること

小坂:豊海小学校の児童が、昨年、中央区の高齢者や障がい者の課題を研究し、教育長、環境土木部長、都市整備部長の前で発表した。
 児童たちの発表を聞いた所感をぜひ、環境土木部長、都市整備部長から伺いたい。

回答:環境土木部長、都市整備部長、教育次長からそれぞれ所感。

小坂要望:児童たちがしっかりと自分たちの意見を持て、堂々と大人の前で発表できている。
 このような教育こそ権利教育のひとつであり、自分たちの力を持っていること、すなわちまちのことに意見をいうことができるという力を子ども達に気づかせている。引き続き、このような取り組みを続けてほしい。
 かつ、教育部門だけでなく、他の部においても、子ども達がしっかりと意見を届けていけるのであり、政策をつくるにあたって子ども達の意見を聞いていただきたい。

4、ICTを持ちいた先生方の多忙の解消

小坂:ICTを用いて、先生方の残業が減っていることを12月の一般質問で確認した。
 業務支援システム用のパソコンとGIGAスクール授業用のパソコンの2台を先生方は持ち、効率的に業務支援システムを活用できるようにしていただいたり、「学校業務支援員」を配置したりして、事務作業の軽減に手をつくしていただいている。
 小さな事務作業をなくしていくこととして、80円、100円などのお金の徴収も負担がないようにできないか。

回答:作業として負担なのは、採点の部分である。
 採点が、負担なくできる自動採点の仕組みを導入し、負担軽減を進める。

5、開かれた教育委員会のための教育委員会定例会資料のネット公開

回答:前回の12月の一般質問で回答したように、議会との調整中である。

6、災対教育部としての備えに関連して
①防災教育、その中に心のケアに関する教育を取り入れて
②災害時の学校の給食室の活用ができると、避難所の食事の質が格段に向上する。給食室使用の注意点が何かあれば提示いただきたい。

回答①:ストレスマネジメントなど、心の教育も行なっている。

回答②:避難所の中で、給食室を使う動線など整備している。
 
 
7、学校図書館支援センターR7開設を機会に、地域のひとの学校図書館ボランティア参加

回答:すでにPTAら読み聞かせボランティアが入っている。

小坂要望:「教育地域人材バンク」の方々も34名17団体おられる。図書館とも関連した内容の活動支援をしていただいている現状、これらの参加も得ながら、制度として「図書館ボランティア」の創設し、子ども達の読書活動のさらなる充実をお願いする。
 
8、学校給食への「東京都エコ農作物」の導入

小坂:会派からも、給食費の公会計を提案しながら、学校給食のオーガニック、有機野菜の採用を提案してきている。都は、「東京都エコ農作物」の制度を進めている。これら農作物の採用を初めてみては。
 
回答:地産地消など行なっているところである。食材の安定供給など課題がある。

小坂要望:流通の改善で、食材の安定供給の課題も克服できると考える。


以上

質問できず、積み残しの論点
●学校評議会への子どもの参加→時間の関係で言及せず
●SSWの増員の考え方
●学校内学童、プレディの特認校での開設
 
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