ブルームーン

　８月スタート。暑さは一向に緩まず練馬は３６．５度まで上がり、歩いているとアゴが上がりそうです。これでも十分にしんどいですが、全国を見ると体温より高い暑さを記録した地点がゴロゴロですからまさに炎暑列島ですねぇ。ところで昨晩、３１日の月は見事な満月でした。普段見られる満月と、ことさら変わっているわけではないのですが、この日の月は珍しいブルームーンといわれるものでした。といって青く見えたわけでもありませんが、７月は２日に続いて３１日が二度目の満月で、ひと月に二度満月が巡ってきた場合、二度目はブルームーンと呼ばれるのだそうです。

　日本でブルームーンが見られたのは２０１２年以来３年ぶりのことだそうで、次に見られるのは２０１８年の１月といいますから希少なものでしょうね。なぜ、そう呼ばれるようになったかについては諸説あり、定かではないようですが、心地よい響きの呼び名です。外国では“once in a blue moon”は「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」といった意味で使われる慣用句になっているようで、ブルームーンは特別な事を指す時に使われるそうです。また近年は「ブルームーンを見ると幸せになれる」ともいわれるようです。実際に、青い月を見るのはとても難しいことですが、ファインダー越しに見た満月はいつもより力強く輝いていたような気がしました。