アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

トリックアートの世界

2017-12-09 15:56:42 | Weblog
 寒い師走が続いています。9日の東京は最低気温が都心で1,2度、練馬では-0.2度と今冬一番の冷え込みとなりました。毎日、一番の寒さを更新し4日連続を記録です。日中もよいお天気の割には気温は上がらず10度ちょっとでしたが、日の当たる所ではいく分暖かさを感じました。石神井公園ふるさと文化館で今日から「トリックアートの世界展」が始まるというので、“騙され”に行ってみました。

トリックアートとは、人の錯覚を利用して「立体に見える絵画」や「見る角度によって印象が変化する作品」など、平面のものを立体に描き出す不思議なアート作品のことをいいます。以前、カート・ウェナーの地面に描いた絵が浮き出して見える作品をみたことがありましたが、今回の作品は平面のほか壁面に描かれたものもたくさんありました。「江戸時代の情景」をモチーフにした作品や「和の伝統文化と娯楽」をトリックアートの目線でとらえた作品だそうです。会場に入ると、いろんな絵画が展示されていて、普通に見ればただの絵ですが離れて見たり、片眼で見たり、あるいは写真に撮ったりと、見る位置や角度を変えて見ると見え方が変わって見えます。

 写真の絵は壁面と平面に描かれている龍ですが、角に人に座ってもらいカメラの角度によって龍に乗っているような作品になりました。おわかりですか。このほか平面に描かれたダイコン畑ですが、ダイコンの葉の部分に手を添えてもらうとまるでダイコンを引き抜いているように見える作品など、目の錯覚を利用しただまし絵がいっぱいあります。来年1月21日までの開催ですが、期間中の今月24日には「ふしぎな絵をつくってみよう」のワークショップが開かれます。定員は90人で午後2時から開催です。特別展の入場料は一般300円、高校・大学生200円、65~74歳150円、中学生以下と75歳以上は無料です。
 
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