久々に出合ったジョウビタキ

　昨日夕、降り立った東京駅は風が冷たく寒かったです。仙台は朝、雪が舞ってましたが、東京も負けないくらいの寒さでした。建国記念日の１１日は風も弱まり都心では気温も１０度を超えたようですが、練馬は９．７度と１０度に届かずでしたがまあまあの日和でした。風がなく陽射しがあると暖かさを感じますが、春にはまだちょっと遠いかな。それでも久しぶりに東京での散歩、訪ねた石神井公園は好天に誘われたのかそこそこにぎわってました。これまであまり見かけなかった小鳥たちも、いつもより多いさえずりが聞かれました。そしてしばらく出会うことのなかったジョウビタキを見ることが出来ました！

　ジョウビタキは冬鳥で見ることが多いのは頭が白く、目の周りが黒く翼も黒く一目でわかる雄ですが、今日の出合いは頭が淡褐色の雌でした。どちらも胸から腹、尾にかけては橙色の綺麗な小鳥で、背中に白斑があるのが特徴です。このため紋付鳥とも呼ばれるそうですが、これは知らなかったなぁ。また小鳥たちは警戒心が強いのですがジョウビタキは人をあまり恐れないことから“バカビタキ”ともいわれるそうです。こんな可愛い小鳥をバカだなんて失礼だなあと思うのですが、これは広辞苑にもちゃんと書いてあります。でも、もっとほかの言い方があるでしょうに、ね。

　ここ何年か、小鳥たちに出合うことが少なく、自然破壊が進んでどこかへ行ってしまったのかと心配でしたが、これからも出合いが増えることを願うばかりです。