引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

日本の宝「だし」

2016年12月30日 | おしらせ

すごいタイトルでしょう?

JAグループの雑誌・「家の光」」5月号に

掲載していただきました。

 

(特集)伝えていきたい

日本の宝 「だし」

 

だしのことは、掘り下げればいくらでも

広がります。あれもこれもと、入れたく

なります。

編集者は、大卒後入社して2年目の

下山泰生さん。お若いのに、とても解り

やすくまとめてくださっています。

下山さん、ありがとうございました。

 

 

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引頭佐知の和食ラボ 2016年12月28日

2016年12月30日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

乃木神社へ年末のご挨拶。

和食ラボ、

水曜日は6時半からなので、

余裕があり、寄り道して参拝します。

1月の行事。

さて、食材をまとめましょう。

ひとつひとつの野菜を

下ごしらえします。

だしがそろそろ。

新婚旅行から帰国したばかりの

はるかさん。

今日の、すごすぎ~~・・・・・。

鶏肉はできあがり。

あーー、

里芋ゆですぎかも!!!

「かなり柔らかくなってます~~」

あちゃー。

煮崩れた里芋が、

他の材料をよごし、

ちょっぴり残念な仕上がりに。

菊花かぶ

ミッドタウンのスーパーでみつけた姫くわい。

広島県福山産。

こどものころ、おせちに入ってました。

美しくておいしいんですよ、福山のくわい。

姫くわいは素揚げして塩をふるだけ。

松前漬け

「自分でできるなんて、うれしい」

とみなさん。

調味料があればできますよ。

お雑煮

お1人、旅行中のため今日は5人です。

仕上げに花かつお、入れましょう。

ひとつまみね。

あ、いいですね!

 おだしをとって、

お餅、三つ葉、柚子、ひとつまみの鰹節。

こういうシンプルなお雑煮なら

つくれますよね。

 

 今日の学びは、煮染めの下拵え。

「教室に通うまでは、カンタンにつくること

しか考えてなかったので、

最初のころ、正直、下ごしらえが面倒でした。

通うようになってから、

じわじわと大切さがわかってきました。

今日の煮染め、ものすごくおいしい。

ごぼうだって、里芋だって、

こんなにおいしいの、食べたことないです」

と生徒さん。

下ごしらえをすることで、そしてだしが

素材の持ち味を引き出すのです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日で和食ラボは終了しました。

来月は、〆鯖の予定です。

いい鯖が入ればね。

 

 

 

 

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引頭佐知の和食ラボ 2016年12月20日

2016年12月29日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

.

和食ラボ前日12月19日の築地。

 

いつものように昨年の黒豆を購入。

産地いろいろ。

産地で、そして天日干しでちがいます。

どうちがうのかは、是非、ご自分で

お試しください。

八百屋さん、腕を骨折し手術、入院していた

のだそう。

この大事なときにお気の毒。

「そんな訳でお勧めのものがないの。

でも、芹はお持ちになって。

今朝、入ったの。

こんないい芹、なかなか出会えないもの。

 

根曳きの芹、みごとです。

お雑煮の青物、小松菜の予定でしたが、

芹にチェンジ!

 

「お煮しめにつかえる大きさの里芋

探してるんだけど」

「あるけれど今回のは、もう一つなの」。

この正直さ、素敵です。

買いました。

中国の「小皇帝」、お疲れのご様子。

最後に鶏肉を。

赤坂に戻り、ミッドタウンのスーパーで

小かぶを買い足し。

芹の根、ご覧ください。

おだしをとります。

一番だし、試飲タイム

さて、始めましょう!

次々、下ごしらえ。

まずは、手間なし鶏のしょうゆ煮。

小学校低学年でもつくれます。

こういうのを知ってるとラクチンです。

煮染めの材料

田作り

ごまめの空炒り中

菊花かぶ

鶏の醤油煮

「調理中のみんなを撮っておこう!」と

岡崎博子さん。

お餅は2枚ずつ。

1枚を半分に切っていただきやすく。

だしのきいたお雑煮に

顔がほころびます。

ああ、松前漬けもつくったのでした。

3日後くらいが

食べごろ。

 

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2016年のクリスマス

2016年12月25日 | ときどき日記

クリスマス・イブの日。

小さな庭に、やっと来てもらった植木屋さん

 「メジロの巣がありますけど、

おろしましょうか?

鳥の巣、いろいろありますけど、

メジロの巣は芸術作品なんです」。

 

精巧に作ってあり、

ほんと、まるで工芸品のようです。

内側の素材は、棕櫚(シュロ)。

タワシの素材ですね。

排泄物が乾きやすそう。

外側は羽毛。

よく考えてますねーー。

メジロのこと、なんか尊敬しちゃいますね。

 

ちなみに、

鳩の巣は、素材なんでもあり片付け下手の

汚部屋で、カラスの巣はハンガーだそうです。

「縁起物です。

来年、きっといいことありますよ!」

手のひらで包むと、とっても温かい。

羽毛ふとんの温かさ。

メジロの巣、

暮らしの知恵がこめられてます。

 

わたしの料理の盛り付けには「巣ごもり」が

多いのです。

メジロせんせい、勉強になります!

 

クリスマス

こどものころ

クリスマスの朝、目が覚めると

枕元に両手をのばし、

プレゼントを探ってたこと思い出しました。

 

今朝は、そんな子どもたちが

たくさんいたのでしょうね。

わたしの場合、小学校2年のイブの日だったか

学校から帰宅した兄が、

「サンタクロースは、おらん」とバラし、

2人で押入れに隠してあったプレゼントを

見つけ、がっかりしたけれど、

おっても、おらんでも、子供の心には

サンタの存在は、やっぱり必要かと思います。

 いや、大人にも。

 

 

 

 

 

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忘年会@西湖飯店

2016年12月23日 | ときどき日記

くいしんぼクラス&和食ラボの希望者

ミックスで、またまた上海料理西湖飯店へ。

 (前菜)

左から豆腐干の和え物

蒸鶏の甘酢漬け

クラゲの酢の物

 豆腐干というのは豆腐に重しをして

固くした、わかりやすく言えば押し豆腐。

中国では日本の厚揚げのようにどこで

でも入手できるポピュラーなもの。

和え物、炒め物、煮物に・・料理により

使い分けできる便利な加工品です。

 

白切鶏(蒸し鶏)。

やわらかく蒸された鶏、

淡白な味が

やさしい甘酢とよく合います。

辣白菜

この料理には、茎だけを使います。

酸っぱすぎず、甘すぎず・・・。

ハチノスの炒め物

和食ラボメンバー。

 2種の海老料理

巣ごもりの巣は、じゃがいも。

巣のなかは、

松傘いか、中国くわいなどの炒め物。

唐揚げ&春捲

上海蟹の味噌入りスープ煮込み。

うーーーん!!!

 鴨料理。

揚げて煮込んだものでしょうか・・・。

蒸して揚げてあるのか。

それともチャーシュー?

これも香料がみごとに複合されており

鴨の味を引き立てています。

食感もね、

見た目よりもホロッと柔らかいのです。

ミッキーさん到着!

この時季にふさわしい、おもてなし料理。

白身魚の卵白入りスープ煮

デザート

ごま団子&杏仁豆腐

集合写真

夕方から雲行きが怪しくなり

窓をたたく強風。

外は大雨という悪天候の日でした。

 

今日の話題のテーマは<出産>。

産後ドゥ―ラの岡崎博子さんを中心に、

鍼灸師の美奈子さん、

内科医ミッキーさん、と面子が揃い、

実のある食事会となりました。

*産後ドゥ―ラ=産前・産後の身体と心に

寄り添いお母さんのサポートをします。

 

だしとりを薦めるわたしから言わせて

いただくと、産前・産後に身体をケア

してくれるのは、「だし」ですよ。

 

 

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