引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

初めて使い続けている、オルチョのオリーブ・オイル

2008年11月17日 | 気に入り調味料など

わたしは和食が専門ですし、家での食事は、ほとんど和食、

オリーブオイルが絶対必要というわけではありません。

でも、イタリア料理も好きですし、

ときどきパンやパスタ、サラダに使い、

生のオリーブオイルの香りを味わいたくなるのです。

また、和食に合う香りのオリーブオイルがあれば、

たまには、和食に使ってみるのも、若い人向けにいいかな、

と考えていました。

ヘルシーですしね。

.

あきらめていた、おいしいオリーブオイルとの出会い

毎年3月に催されている国際食品見本市・FOODEX JAPAN。

そのFOODEXでの大きな楽しみの1つは、オリーブ・オイルの試飲。

海外部門の食品館では、迷わずイタリア館に直行です。

もちろん、エキストラ・バージン・オリーブオイルの試飲のため。

しかし、

重くもたれたり、

香りが合わなかったり、

のどをチカチカ刺激したり、

いつまでも残るオイルのあとくちの悪さが気になったりで、

なかなか「これ!」というものと出会いませんでした。

ごくごくたまに、ああこれなら、というものがありましたが業務用で、

市販はしない、というお話に落胆したりも。

また、たまに人から勧められたり、

妥協して購入したエキストラ・バージン・オリーブ・オイルは、

どうしても、おいしいと思えず、数回使うだけでサヨナラ。

というわけで最近は、あきらめモードにスイッチが入り、

わたしに合うオリーブオイルは、ないのではないか、

縁がないのかも、と、真剣に探す気を失いつつありました。

.

朝倉玲子さん輸入販売の

オルチョ・エキストラ・バージン・オイルとの出会い

ところが、びっくり

10月5日のこと、

思いがけず、わたし好みのオリーブ・オイルと出会いました。

東京・武蔵関の自然食品店[自然村]さんのお声がけで催した

出汁教室に、オリーブ・オイルの輸入業者・朝倉さんが参加

してくださったのです。

わざわざ福島県の会津若松から、です。

朝倉さんは、キラキラした笑顔で台所に入ってこられ、

「うちのオリーブオイルです!よろしかったら、ぜひ!」

頂戴したのが、オルチョ・エキストラ・バージン・オリーブオイル

でした。

Img_1772

アップです。

Img_1770

出汁教室で数時間過ごして感じた朝倉さんの、

熱心で、さっぱり、きっぱりしたキャラに、期待感がふくらみ、

翌日、落ち着いて、フランスパンにつけて味見することに。

おそるおそるパンにつけて食べてみたら・・・・・・・・。

これは、ちがう!

と、はっきり自覚しました。

.

わたしにぴったりのオリーブ・オイルでした。

.

使うたびに、これがオイル?

と不思議に思うくらい、さっぱりしているのです。

まったく口に残らないのです。

残るのは、さわやかな香り。

Img_1772

ORCIO SANNITA

オルチョ・サンニータ。

10月5日から1ヶ月余り経ちました。

温野菜、生野菜、お豆腐・・・いろんな食材にパッパとかけて、

初めて使い続けている、オリーブ・オイルです。

.

なぜ続いているのか、

こたえはカンタンです。

酸化していないから。.

だから、あとくちもよく、さっぱりしているのです。

.

●オルチョ・サン二ータの酸化させないための心遣い

①有機農法のオリーブを酸化しないうちに摘み取る。

②収穫後、即日搾油、熱を一切かけずにしぼる。

③冷蔵輸送。

イタリアから船便で輸送する場合、

かならず通過せねばならない赤道直下を

15度以下の冷蔵で輸送する

文章にすれば、たったのこの3行ですみますが、

手作業、気遣い、これはたいへんなことなんです。

朝倉さんが3年間暮らした大好きなイタリア。

その朝倉さんの、必至になってやっと見つけた、

オルチョのエキストラ・バージン・オリーブ・オイル。

冷蔵輸送ということだけを聞いても、

「本当においしいオリーブオイルを、おいしいままで

日本のみなさんに届けたい!」

という思いがこもっているような気がします。

.

オリーブ・オイルひよっこの

わたしの説明では不足です。

どうぞ、朝倉玲子さんのHPをごらんください。

http://www.orcio.jp

オルチョ・サンニータ

福島県会津若松市日新町10-29

TEL/FAX0242(27)2688

.

写真は、11月8日、料理教室の前の

わたしの昼食用のサラダです。

久松農場からの宅配野菜の水菜を使ったもの。

緑色が濃いでしょう?

オリーブオイルをかけていただきます。

Img_1764

①水菜は洗って、水に放し、水気をしっかりきります。

サラダをつくるとき、1番大切なことは、葉がしゃきっとするまで、

水に放し、そのあとは、水気をしっかりきること。

水気が残っていたら、オイルやドレッシングがからみません。

②ありあわせの、プルーン、くるみ、レーズン、りんごをそえます。

②オルチョ・サンニータを、大さじ2ほどかけます。

③塩、こしょうし、レモンをしぼってかけ、ささっと混ぜあわせて、

Img_1765

シャクシャクいただきました。

たっぷり使ってるのですが、オイル、口にぜんぜん残ってません。

.

この材料に限りませんが、飾りの必要のないサラダを作るときは、

ボウルに材料全部を入れ、手でかきまぜます。

冷たく冷した野菜ですが、

手の温度でオイルが野菜にからみやすくなるのです。

.

機会をみて、ちょっぴり和食レシピを公開するかも、です。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする