.和風まりね、につかう根室のさんまです。
細長い魚なので、ちょっとさばきにくいけれどがんばりましょう。
はい、3枚おろし。きれいです。
マリネなので、塩で〆て、酢でしめます。
まずは、両面に塩をあてます
塩のはたらきはたくさんあります。
このあとの酢をまわすためにも必要なんですよ。
塩で〆て、さらに酢で〆ることで生臭さはすっかり消えます。
食べやすく、そぎ切り。中の身が白っぽくないでしょう?
お刺身感覚のこのマリネには、ちょうど良い〆加減です。
和風まりねに加える野菜。紫たまねぎ、しょうが、ししとう。
あ、レモン1コ、赤とうがらしもありますよ。
バットにさんまを入れ、その上から野菜をのせ、
マリネ液を加えます。レモンはイチョウ切りにして、
たっぷりのせてます。このまま冷蔵庫で冷やしましょう。
茨城の栗、さっき届いたばかり。で、少しゆでて鬼皮をやわら
かくしましょう。鬼皮をやわらかくする方法は、いろいろ。
下味と香りをつけるための長ねぎです。
瑞々しいので透明感があります。
この料理は、元は中華料理です。
鶏と栗はさっと揚げますよ(炒めてもOK!)。
スープを<出汁>に替えてつくります。
鶏に火が通りました。ここで栗をいれ、煮含めます。
9月は観月の月。
半熟玉子をつくります。
*産みたての新鮮な卵は、殻がむきにくいこと、おぼえておきましょう。
お月さまに見立てるので、
黄身が真ん中にくるように、ゆでます。
ほぼ、真ん中ですね、パチパチパチ。
ここにちょっと味をつけて・・・・・・・・・・。
今日のごはんは、松茸ごはん。
岩手産です。国産です。
包丁を使わないで裂いてください。
お米は、昆布とかつおの出汁につけておき、
調味料を加えて調味し油抜きした油揚げを加えて炊きます。
炊けました。
香り高く、全員注目です。
国産ですから、はい・・・・・し、しつこいです。
下の菊は、 胡麻酢和えにつかう、
「もってのほか」という食用菊です。通称「もって菊」。
いま流通している食用菊は、
黄菊と、この紫色の「もって菊」がほとんど。
映えるのは、黄菊、香りの高いのは、もって菊です。
農薬をかけていない、お庭の菊も使えますよ。
ゆでて、ほぐします。
調味した胡麻酢をかけます。
さんまの和風マリネ、盛り付けました。
さぁ、全部揃いました。お椀の用意をしましょう。
今日は、他の料理にちょっぴり手がかかりました
だから、かんたんなお椀。
タネは焼き粟麩。つまは、菊菜、つぶし銀杏、吸口は、柚子
松茸ごはんは、当然のおいしさ。
出汁で炊いた栗と鶏の煮物、
さっぱりしておいしかったと好評でした。
さんまも、生ぐさみは(当然ですが)一切なく、
あっという間になくなりました。
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食後のショータイム。
PTA席から亀くんが出てきてひと踊りしました。
ヨッ!
ハッ!