引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

本科クラスの卒業食事会&忘年会

2011年12月28日 | ときどき日記

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2001年、スタートしたという本科・永野グループ。

今年で10年目。

区切りのよいところで、卒業ということに。

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料理上手、といわれるようになったという、ひろみさん、

魚さばいてますよ、とTさん。

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わたしが落ち着いたら、

来年からは、不定期教室で、ぽつぽつ、あつまることに。

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帰りの電車のなかで、指折り数えて気がついたのですが、

教室をはじめてから、今年で20年経っていました。

(その前は、和食のパーティ料理のケイタリング、

茶懐石料理のケイタリングなどをしていました)

あっという間です。

そういえば、と、教室をつらつら思い出すに、

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最初のクラスは、2クラスでした。

「うつわや」さんのご紹介による、

某女子大卒業生の、笠原グループ。

もうひとつは、

通院していた歯科医院の、受付、衛生士、歯医者

さんたちの、Hデンタルグループ。

この2つの教室は5年続きました。

イラストレーター、コピーライター、デザイナーなど、

横文字職業ばかりの広告クリエイターグループも

10年だったか・・・。

寄せ集めで10年というグループもありました。

数年して、今年、戻ってきた方も。

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もちろん2~3年で終わるクラスもあります。

長く続くクラスは、

それぞれグループに、生徒さん集めをしてくださる方と

連絡係の方の細かい努力のおかげです。

永野グループの生徒さんは殆ど

永野さんの人脈による生徒さんばかりでした。

そして忘れてならないのが、

SさんというGM(ゼネラル・マネジャー)あってのこと。

GMはニックネーム。

月謝管理、夏のお疲れ会と忘年会のお世話、GM自身の

ブログ内で教室の毎月のお料理を紹介してくださるなど、

全般的なサポートの数々から、そんなニックネームがつ

きました。

本当に、いろいろ、おせわになり、ありがとうございました。

落ち着きましたら、またお会いしましょう。

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帰りの下北沢駅。

人身事故のため、遅れているそう。

今日は行きも人身事故。

先日は、原宿駅の手前でガタンッと大きく揺れて急停車。

女性アナウンスが興奮した声で

「ただいま、ホームから飛び込んだ女性が・・・」と何度も

説明しているのに、乗客はびくともせず、I-PHONに夢中。

どこか麻痺しているTOKYOです。

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2011年12月27日。午後11時。

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イヴのサンタさんへ。

2011年12月24日 | ときどき日記

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今日はクリスマス・イブ。

さっき、経堂の薬局「灰吹屋」で聞いたすてきなお話.。

灰吹屋さんのお子さんは、5年生になるまでサンタクロースが

いると信じてたそうです。

なぜ信じていたかというと、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

シンプルでワクワクする方法なので、

いそいで書いておきます。

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道具はコップと牛乳だけ。

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こどもたちが寝るまえに

コップに牛乳をついで、食卓におき、

「サンタさん、飲むかもしれないから、置いとこうね」と、

たっぷり牛乳の入ったコップをみせておきます。

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25日、朝

コップの牛乳は、1/3位に減っています。

こどもたちは、それを見て、

「サンタさん、ほんとに来たんだ」

と、喜び、納得するのだそう。

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今夜、ためしてみませんか。

牛乳は、サンタさんがひと口飲んだ感じで、

すこし残しておく方がリアルなのだそう。

サンタさん、いそがしいから、そうかもね。

フィラデルフィアで、昔から伝わる方法なのだとか。

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年が明け、昨日、灰吹屋さんに行ったら、

「あ、クリスマスの牛乳の話、お話したことを

妻と娘に話したら、

もうひとつ、肝心なこと言い忘れてる、と指摘されました。

にんじん、です」

「にんじん?」

「トナカイ用に、にんじんも置いとくんですよ」。

翌朝は、飲み残した牛乳と、ひと口かじったにんじんを

置いとくんです」

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娘が言ってました。

「トナカイのかじったにんじん、歯型が人間のと同じなのが

不思議だった、って」(笑)

「かじったのは?」

「ぼくです」

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錦市場

2011年12月17日 | ときどき日記

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12月5日、ふたたび京都へ。

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またまた、ふきのとうの妙さんをさそって。Mさんへ。

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食後は、錦市場へ。

市場は原則、写真撮影禁止。

なのに、八百屋で巨大キャベツを展示していました。

これは撮影OKだそう。

こんなもの写してもね・・・・・・・・・と言いつつも、パチリ。

でも、

巨大白菜・下山千歳白菜のようなサプライズは、ありません。

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今回の錦市場の目的は、実は、この棒だら。

棒だら、棒だら、棒だら、と左右のお店に目を走らせながら

歩きます。

あちこちにあることはあるのですが、これ、というのがなく・・・

ありました。

長さ70cmです。

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某豆屋さんに寄り、お豆も買って。

20数年前、ここで黒豆を送ってもらったら、お豆に添えて、

手書きでわたしが購入した豆の炊き方を書いてあり、加えて

黒豆を炊くときのお鍋のことまで書いてあり感心したものです。

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小豆を購入したら、

「うちの小豆の炊き方な、ここの小豆農家の奥さんから

『うちの小豆、こないして炊いて』て、教えてもろた炊き方。

ほんで、その通りうちも炊いたら小豆の味が残るいうか、

おいしよって、ええことはお客さんに伝えなて、

料理のせんせや料理研究の人に『小豆、こないして炊いて』

言うんやけど、だ~れも真似しはらへん」

よっしゃ、ほな、わたしがやりまひょ。

昨日、撮影のまかないで出したら好評でした。

某昆布店で利尻昆布の、島物を購入(9月は稚内産を購入)。

「あれ?島のがあるじゃないですか?9月はなかった」

主人「これ一等検やけど、見てくれ通り一等検の価値なしや。

稚内のと、だし較べはったらわかるわ。むしろ稚内の方が

ええくらいや」

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6時半、ふたたび新幹線に乗車。

今回も、バタバタ、バタバタな京都でした。

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妙さん、また春にね。

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2011年12月の教室のおしらせ。

2011年12月02日 | おしらせ

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教室のみなさま。

申し訳ございません!

12月の教室はすべてお休みさせていただきます。

ちょうど教室の日に、私的な事情が重なり、決断

いたしました。

きほん学級のみなさま向け「手づくりのお節料理」、

お伝えしたかったのですが、残念です。

また来年に、とさせてください。

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さて、以前お報せいたしました、

だし取りの本(中央出版・アノニマ・スタジオ刊)は

1月下旬発売です。

タイトルは「引頭佐知さんのだし取り教室」(仮)

写真でプロセスをていねいに説明しています。

忙しくても取れる、

合理的な家庭でのだしの取り方を満載、

そのだしをつかってつくるかんたんな吸い物、みそ汁、

煮びたし、煮物~~鍋物などなど料理もご紹介。

レシピは、お料理初めてさんでもつくれるよう、

しつこく(笑)詳しく、展開しています。

編集は、30代前半、4歳と1歳6ヶ月、2児の

おかあさんのMさん。

Mさんの視点もいかした親切な本になりました。

撮影は、ベテラン料理写真家・川浦堅至さん。

Mさんの連絡では、今日、印刷所からMさんに届いた

写真、うつくしいそうです。

明日は、私のほうに届きます。たのしみです。

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12月1日。

引き続き、あたらしい本の撮影がはじまりました。

ティー・ブレイク。

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さて、また撮ります。

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9時間におよぶ撮影、ただいま終了!

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スタッフは、全員、30代前半。

いま、ブームの麹レシピ(池田書店)を制作した4人です。

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3月発売予定ですすめています。

本の内容は、まだヒミツです。すみません。

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モカシン・シューズ

2011年12月02日 | ときどき日記

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家から築地へは、所要時間約45分。

小田急線~千代田線~日比谷線に乗り替えて、

日比谷からは

①銀座・②東銀座・③築地、3駅目が築地です。

いつも乗るのは一番後ろの車両、

ドア前に立ちます。

降りたら目の前が築地の改札ですから。

で、9月末、

その日比谷線に乗り、何気なく目を落としたら、

やはり同じドア前に立つ人の靴が

目に飛び込んできました。

とびきり可愛いモカシンです。

可愛い!痛くなさそう!似合いそう!

足が外反母趾なので、靴には異常に反応します。

外反母趾の靴に、”素敵”とか”可愛い”は存在しません。

「お店はどこだろう、いまも売ってるのかしら・・・?」

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電車は銀座を出ました。

すぐに東銀座、次が築地です。

2駅までになんとかしなければ・・・・。

モカシンの女性は、

長身の、クールで上品な方。

コットンの白いシャツブラウス、

裾をワンロールしたジーンズがお似合い。

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電車が東銀座をスタート。

時間は1分余りしかありません。

おおおっ・・・今、聞かなくちゃ!

「あのぅ、突然すみません。

ちょっとお伺いしますが、その可愛い靴、

どこでお求めになりました?」

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なんと、その方は、手づくりの靴屋さん。

工房が築地にあり、靴の教室も主宰されてる方。

穿いてらした靴は、お友達(元生徒さん)の作品で、

穿き心地を確かめるため、頼まれて試穿中とのこと。

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「わたし、これから築地に行くんですけど、

じゃ、帰りに寄らせてください」

「あ、どうぞ。これをつくった人も午後来ます」

じゃ、と、

買い物を済ませ、即、工房をたずねました。

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工房は、

猫がワクワクしそうな、入り組んだ古い長屋の一角。

昭和30年代の風情が漂います。

元仕出屋さんだったという建物。

網戸をカラカラカラと開けると、

セメント敷きのうなぎの寝床のスペースに

業務用ミシンが4~5台並び、皮と糸、見本の靴が数足。

甘さのかけらもない職人の職場です。

ここで女性がミシンを踏み、物作りをしているなんて

かっこいいなぁ。

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モカシンの作者・手塚怜子さんにもお会いしました。

靴につかう皮は、野球のグローブにつかう皮。

手になじむ皮ですから、

足にもなじむはず。

安心して、オーダーしました。

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手塚さんは、

「電車の中でのこと、

さっき電話で聞いてびっくりしました。

こんなことってあるんですね。

うれしいです。

わたし、今度この仕事で独立するんですけど

引頭さんは、はじめてのお客さんです。

一生忘れません」。

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手塚さんのHP

to-ri

手塚怜子tezuka reiko

web: http://to-ri-moccasin.fumblr.com

http://about.me/torimoccasin

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